「 お返しは、この私の想い 」
❥・ mmntmr × lt
・mmmrの皆様の二次元創作です。
・ご本人様には一切関係ございません。
・純愛 , キス表現🐜
・地雷彡👋 , 苦手な方は自己防衛🛡️
秋も流れ過ぎ、肌寒いを超え一気に寒さが増した12月上旬頃。
果てしない夜、一人街中を歩く。
「はぁ、」
周りは少し賑わう中、私のため息は白い息へと変わってゆく。
シーズンが近いから、クリスマスグッズなどが多く売られているのに目が行く。
「…もうすぐ、クリスマスかぁ、、」
子供でもないからプレゼントなんて貰えないから、余りクリスマスを好きには感じない。
……ボッチだもん、
「はは、ボッチ卒業できたらなぁぁ……」
そんな願い叶うわけ無いと、わかりながらも呟いていた。
また、時が流れ、クリスマス前日──クリスマスイヴがやってきた。
「あっという間だわ、笑」
思わず苦笑いしてしまう。
それにしても、予定も入っていないからこれっぽちも、 暇
そんななか、部屋でゴロゴロとスマホをみていると、ピロンッ、っと短い通知音が鳴った。
「ん 、 ? こんなときに … なんだろ、」
私は、ネットのページを見るのをやめ、トークアプリへと切り替えた。
メッセージの送り主は……幼馴染で仲の良いmmさんだった。
「…え〜っと?」
メッセージの内容を読んでみる。
ltさん!どうせ、ltさんのことですし、明日暇ですよね ! ?
よかったら、私の家に来ませんかね、?
去年とかと同様、クリスマスパーティー行う予定なんです!あ ~ 、ですけど、中々人がね、集まらなくて…笑
なので、よかったら来てくださいよ〜!
今のところ参加者0なんで、気まずい雰囲気とかはないと思いますよ、!
時間とかは、こちらから、教えますし、合わせますんで!
お返事待ってますね〜!!
だった。
*「どうせ」*、って言われてるのは気にしないで…
*「中々人が集まらなくて」*、ってどうせmmさんもボッチなんじゃんと思いつつも置いといて、笑
「まぁ、暇なんで行きますよ!、笑」と返信しておいた。
返信して間もないうちに、既読がつき返信が来た。
「ありがとございます!!ちな、時間は 〜 時なんで!楽しみにしておきますね!!」と返ってきた。
そのまま、トークアプリから離れ、スマホも机にポンと置いておいた。
と さ っ
布団の上にダイブする。
「クリスマスパーティーかぁ、、」
正直言って、凄く楽しみ。
幼馴染のmmさんとは、よく昔からやったことがある、超楽しいし、よく思い出に残っている。
そのときにもらった、 “ クリスマスプレゼント ”
年齢関係なく、毎年…毎年…パーティーのときにくれるんだ。
でも、私は返したこともないし、あげたこともなかった。
“ それだからこそ ” 今がチャンスな気がする。
私は咄嗟に、近くのショッピングモールへ駆けていった。
ショッピングモールへ入っていった後、見覚えのある顔が見えた気がした。
srimr「っあ、ltさんじゃないですかぁッ!!」
…っと思ったら、mmmrの遅刻魔、srimr だった。
「うげ、rimrか~… 」
思わずそんな事を口にしていたw
srimr「え、!? 『 うげ 』 ってなんですか !? 流石にひどくないですか…!?」
「ははっ、ごめんね - (棒)」
私は棒読みで謝る。
srimr「棒読みなので、全く伝わってこないですね、苦笑
…ってそれはさておき、ltさんはなんでここに?」
呆れられているのを感じながらも、質問に答える。
「あぁそれは…mmさんとクリスマスパーティーするんだけど、
毎年やるとき、クリスマスプレゼントもらってるからさ、お返しになにか買ってあげようかと、思って、」
「そういうrimrは?」
srimr「まぁ、そうですね ~ … 編集の休憩的な?w」
「はぁ、またお前サボっただろっw」
何気ない日常のように会話をしている。
……って、危ない、、本題を忘れるとこじゃないか。
「いや、そうじゃなく。私は、プレゼントを買いに行くので、それでh___ 」
srimr「、それなら、私ついてきますよ✨️✨️」
かなり乗り気な様子で、私に問いかけてきている。
「ま、まぁ、いいですけど…絶対なにか企んでますよねぇ ~ 、 」
溜め息混じりにそう呟く。
srimr「ふふっ、そう決まったことですし、早速いきましょ〜!」
srimr「この店!クリスマスグッズにはぴったりじゃないですかっ?」
こいつ、最初はうんざりで呆れていたけど、実際にはお店を紹介したりと、意外と役立っている。
「悪くないじゃないですか、rimrさんにしては、中々センスありますね ~ 」
srimr「 “ 私にしては ” ってなんですかッッ!せっかくltさんやmmさんのために選んであげたのに、!」
「ごめんごめん、冗談だよ ~ wでも何でそんなに、情熱的なの?
あくまで、私がmmさんにあげるただのクリスマスプレゼントなのにさ。」
私は今日一番気になったことを尋ねてみる。
srimr「ん ~ それは…mmさんが───」
彼女はそこまで言って、口を止める。
「え、mmさん、?」
そこで、意外な名前が出てきたから、きょとんとしてしまう。
srimr「いや、これは私の口から行くことではないかもですね、笑」
「えぇ、なに ~ ?気になるじゃん…!」
私は少し口を尖らせる。
srimr「まぁ、そのときを楽しみに…って感じですかね!」
そこまで言われたものだから、私もこれ以上は諦めることにした。
「それで、ここまでお店に詳しく知ってくれてるんだったら、物選びも手伝うよね?」
srimr「ふふっ、もちろんですよ〜、こっち来てください!良いの知ってるんで ~ っ」
そう、彼女は受け流し、私の前を歩いていった。
あれから数十分経った頃くらいだろうか。
買い物も無事に終わり、rimrもそろそろ帰るくらい。
「今日はありがと、!割といいの選べたよっ」
srimr「そう言ってもらえて良かったです、がんばってくださいね、笑」
「え、?あ、うん… ? 」
何を頑張るのかわからない、から疑問形になってしまったけど、
相変わらず、良いものを選べた気がするな♪あいつは一体何をしたかったんだろうか…?
このときはまだ疑問のまま、家へ足を進めた。
家へ着くと、そのまま部屋へ戻り、
今日買ったプレゼントを、
百円ショップで買ったラッピングの袋とかリボンを出してラッピングをする。
集中していたからだろうか、気が付いたらもう、夜になっていた。
「あ、やべ。もうこんな時間じゃん……」
ラッピングを綺麗に完了させ、私は夜ご飯を準備しに行った。
あれから、お風呂に入り、少しゴロゴロしてからぐっすりと寝ていた。
そして、今日は待ちに待った、 “ 12月25日 ”
クリスマス──通称イエス・キリストの誕生日(←どうでもよくね?
キリストの誕生日っていうのはどうでもいいけど、早速パーティーのための準備をする。
今日は昨日よりも断然寒い。
でも、コーデは昨日rimrさんと一緒に決めた。
というか、昨日買った。rimrが「これいいんじゃないですか!?」とかって勧めてきたから、笑
てな感じで、中々良い服だ。
気温にも、パーティーにも、ピッタリ合っている気がしてなんだか乗り気になってきた。
そんなとき、ピロンッ っと一件の通知音が鳴った。
「あ、mmさんかな、?」
私は、すぐにスマホを取り出し、トークアプリを開く。
ltさん、準備は出来てます〜?
私の方は家も準備は終わっているので、
いつ来てもらっても大丈夫ですよ!
待ってますね〜!
とのこと。
「はは、相変わらず準備だけは早いなぁ、笑」
そんな感じで楽しみにしながら、準備を素早く済ませた。
ピーンポーン
インターホンの音がなる。
そして間もないうちに、鍵が開く。
mm「ltさん〜、久しぶり?ですかね!どうぞ、早速入っちゃってくださいよ☆」
「はいはい〜、w」
そのまま流されるように、家に入る。
「って、これ、、、全部mmさんが……?」
私は、周りのクリスマスらしい飾りに , 少し緊張味や驚きを持ちながら尋ねた。
mm「えぇ、せっかくのパーティーですし、本格的に、と!」
すごく、mmさんもワクワクしてるみたいだ。
mm「それじゃ、早速パーティースタートですっ!」
このまま一日パーティーを楽しんだ。
夕方───いや、夜になり、プレゼントを渡すところ。
今は、mmさん家のベランダ。
綺麗な星を眺めながら二人並んで、楽しくお喋り中。
渡すなら…今かな
そう思った時、私は大きく息を吸って、言った
「Merry Christmas !!
はいっ、私からの……クリスマスプレゼントですっ✨️✨️」
思い切って、プレゼントを前に渡す。
mm「えッ… !? く、クリスマス、プレゼント…っ?」
mmさんはすごく驚いている。
mm「こんなの…こんなプレゼントなんて、私が貰って良いんですか … ? 」
「もちろん、良いに決まってるじゃないですか!
毎年、くれた分のお返しですっ!!、( に こ ッ 」
私は、優しく微笑みかけながら、言った。
mm「…っありがとう、ございますっ、 / 」
少し照れくさそうにして、受け取ってくれた。
mm「、そんなのだったら、私も用意すればよかったわぁ……( ぼ そ ッ 」
独り言のように呟いたつもりだったんだろうが私にはちゃんと聞こえてしまった。
「そう、なんですか?」
mm「じゃぁ……代わりに、受け取ってほしいもの、受け取ってくれますかね?」
「何?全然いいけど…?」
mm「好きですっ、私はltさんのことがず ~ っと好きでしたっ // 」
「…っ! //」
予想外な言葉に私は、声が止まる。
なんとかして言いたい、なんとかして言わなきゃ、って思う気持ちがあっても、
少し好きには動けない。
mm「…………」
それでも、mmさんは静かに私の言葉を待ってくれている。
「ぁ、私もッッ…… // mmさん、のことっ、好き、ですッッ…//」
なんとして絞り出した言葉がそれだった。
─途切れ途切れで、思いは伝わったかわかんないけれど。
mm「そう…、、良かったですっ //」
月に照らされた、mmさんの顔はくっきりと今まで一番の喜びが見えた気がした。
mm「あぁ、そうだ、プレゼント…。中身、一体何なんですか?
…開けてもいいですかね?」
さっきの告白で、少し照れていてまだ気まずさが残っている。けど、プレゼントの話題に変えてくれた。
それも、mmさん自身も、照れているのを隠すように別の話題へと…。
「いいですよ、!頑張って選んだんで…喜んでくれると嬉しいですっ!」
mm「それじゃ、しつれいしま ~ す。」
そう言って段々と袋を開けていく。
出てきたのは、mmさんのイメカラモチーフの “ マフラー ” 。
mmさんの姿と色がマッチしていて、やっぱり似合うなぁ、。
その間に私もサッととある物を出した。
私が出したのも、“ マフラー ” だ。
mm「え、…?もしかして、、?」
「あ、気付きました?これ、、私とお揃い、になってますっ! / 」
mm「なるほど…… / ありがとうございますっ、!」
「せっかくなんで、今つけましょう、!」
mmさんの誘いを受け、私は、mmさんとお揃いのマフラーを同じ付け方で
マフラーをつけ、二人横に並ぶ。
そんな二人を纏うように、周りの月も輝き、星も瞬いている。
お揃い二人、横に並んで幸せそうに笑いあった────。
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