日向「まさか!!」
菅原「縁下の!」
山口「妹さん!?」
『あ、縁下力の妹、縁下莉亜です』
縁下「んで、その子誰?」
『この子?さっき助けた』
縁下「 …… ???」
『耳塞いで』
「うんッ、!」
『多分この子病気持ちでさっき虐められててさ』
『中学の頃の私と重ねちゃって、』
『お母さんもお父さんもいなくて
お兄ちゃんしか居ないんだって』
澤村「そのお兄さんは?」
『今 学校いってるらしい』
『あ、もういいよ』
「なんのお話?」
『関係ないよ.ところで君のお名前は?』
「二口響(ひびき)!」
『かっこいい名前だね.』
「あぃがと!」
『あ、ちなみにお兄ちゃんの名前言える?』
「二口堅治だよ!」
『兄ちゃん、電話して』
縁下「了解」
烏養「お前らそろそろ再開しろよ ー 」
澤村「あ、すみません!」
菅原「縁下は電話してるので遅れるそうデース」
烏養「わかった」
清水「莉亜ちゃん、響くん.こっち」
『はーい』
縁下目線 🌿.∘
ーーーーーーーー
プルル
二口「なんだよ、ハァ…ハァ…」
『今、俺の妹が散歩に出たら
病気の男の子を助けたらしく…』
二口「単刀直入に言え」
『俺の妹がお前の弟を拾ってきた』
『いや、助けてきた』
二口「は?」
『烏野高校付近の公園で虐められてたらしくてさ』
二口「すぐ行く.」
清水「ここならあんまり
ボール飛んでこないから安全.」
『ありがとうございます』
縁下「莉亜、すぐ来るって」
『わかった』
響/「(ワクワク)」
『どうしたの』
響/「みんなのバレー見れるの楽しみ!!」
『そっか 笑』
清水「仁花ちゃん!2人と一緒にいてあげて!」
)谷地「ふぁい!!」
二口「響!」
響/「兄ちゃん!」
縁下「失礼しますぐらい言えよ」
二口「そんだけこいつのことが大切なんでね」
『……』
二口「お前の妹?」
縁下「おう.」
澤村「縁下、練習続けてていいかー?」
縁下「あ、はい!」
響/「兄ちゃん、まだみんなのバレー見てたい!」
二口「別にいいけど、」
縁下「こっちは平気.莉亜が見ててくれるから」
『、うん … ハァ … ハァ … 』(ギュ)
縁下「!、薬は?」
『カバン、… ハァ … 』(座り込む)
二口「響、ちょっと待っとけ」
響/「わかった、ッ」
二口「少し触るぞ」
『ハァ … ハァ … 』(ズキズキ)
二口「(壁にもたれさせながら背中を触る)」
『ッ … 、』(ズキズキ)