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『二章 青春、すなわち復讐』
柳「まず、アリバイから確認しよう」
星「私は食堂で蛇足君と一緒にいたよー」
蛇「その通りですね」
柳「そして由鶴は飯田橋の部屋にいた。チハヤと飯田橋もだな」
天「ただ飯田橋は途中で風呂行ったよな」
飯「う、うん…」
柳「それで薬代と嵐は2番ビルの買い物コーナーにいたんだな」
薬「あれ、俺も男扱いか…。いたよ、途中で弓立は出ていったけど」
弓「…そうだけど」
柳「…それで、瑞稀は何してた?」
荒「部屋で寝てたぞ」
柳「なら、絞れたな。容疑者は飯田橋、嵐、瑞稀、俺って感じだな」
剣「そうだね。で、誰なの?」
舞「これ以上絞れる方法ありますか…?」
柳「…なぁ、お風呂のタイルに足を掛けて登る時、爪が割れたんだよな」
荒「あぁ、割れたな。あの壁は絶対割れるぞ、割れない方法はほぼないな」
柳「じゃあ足の爪を確認してみないか?」
弓「…」
星「足の爪が割れてたら怪しいってこと?」
柳「そうなるな、じゃあ俺から見せるぞ」
俺は靴を脱ぎ、足の爪を見せた
薬「割れてないね。無罪だ」
その後、瑞稀も足に爪を見せた
天「あれ?お前…割れてるな」
蛇「さっきの捜査のやつですね。痛そうです…」
星「じゃあ無罪かな?」
天「じゃあ飯田橋もな」
飯「わ、わかった」
飯田橋も爪は割れていない、残りは嵐のみになった
弓「…」
薬「さぁ、爪を見せてよ」
柳「嵐…?」
弓「俺は…」
薬「まぁ、見せなくてもいいけど」
剣「なんで?ここまでやったのに」
薬「大体もう犯人はわかるじゃん。そうでしょ?探偵さん」
犯人は…犯人はきっと
柳「あぁ…、嵐、お前が犯人なんじゃないか?」
弓「なんでだよ…、俺は風呂になんて行ってないし、飯田橋の方が怪しいんじゃないか?」
薬「風呂にいたとしても、小柄で力が弱そうな飯田橋君が円成ちゃんを移動させるのは不可能だよ」
薬「しかも、俺は飯田橋と会ったんだよ。お前が出ていった後」
飯「そうだね、薬代さんに会ったよ」
弓「はぁ?そんなの後出しじゃん…」
星「でもそれって本当なら…」
蛇「…弓立さんには出ていった後アリバイがないってことですよね」
柳「そして、何よりも決め手があったんだ」
柳「円成の重さ。確か体重が50キロ前後、着物は一般的な重さの7キロだと仮定する」
柳「重さの合計は約57キロ、薬代の言う通り飯田橋には不可能なんだ」
弓「だとしても、俺が持ち上げられるなんて証拠ないじゃないか」
柳「…弓道で使われる弓の重さ、何キロか知ってるか?」
星「えっ…2キロとか?」
柳「11〜12キロ、これに加え結構な力を使って弓をひかなきゃいけない」
柳「…超高校級の弓道部の嵐にとっては、円成を移動させるぐらい簡単じゃないのか?」
弓「…」
舞「…本当、なんですか?」
弓「…」
剣「さっさと投票しよう。こいつ以外犯人はいなさそうだし」
モノクマ「え?投票タイムですか?いいでしょう!投票タイムスタート!」
【投票終了】
モノクマ「えー、投票結果により、弓立嵐クンに9票によりクロは決定!」
学級裁判終了