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『二章 青春、すなわち復讐』
【裁判終了】
裁判は終わった。
呆気なく、まるで一瞬のように終わっていった。
薬「あーあ、終わっちゃった。…まず俺の話は後にして、犯人さんに話をしてもらおうか」
剣「あんたが…円成を殺したの?」
弓「…ごめん」
剣「ごめんって…!」
剣地が嵐を殴ろうと手を挙げた
その時…
荒「辞めろよ…!まず話を聞いてみないと」
剣「話なんてないよ。コイツは人殺しなんだよ」
柳「でも…聞いてみないとわかんないだろ」
蛇「そうですよ。何か事情があったのかもしれません」
剣「…好きにして」
飯「ど、どうして殺したの…?」
弓「…全部、氷見のためなんだ」
星「えっ…かりんちゃんのこと?」
弓「…最初の事件が起きた原因の手紙。あの手紙を書いたのは円成だと思うんだ」
舞「え…?てことは円成さんが…黒幕なんですか?」
剣「そんな訳ないじゃん…!」
弓「俺は、黒幕からの手紙を手に入れた日から全員の部屋に行って、文の特徴を調べた」
天「マジか…、ほぼ不法侵入じゃんか」
弓「それで、円成の文の書き方は黒幕からの手紙と一致したんだ」
柳「だから、殺したのか?」
弓「…俺は、円成を問い詰めたんだ。」
弓「本当か確認するために…だけど円成は」
弓「…円成は、否定するだけじゃなくて」
弓「氷見は死んでよかった。なんて言ったんだ…!それで…殺すって決めたんだ」
荒「そんな…」
薬「…まぁ、普通な動機だね。」
蛇「…」
モノクマ「うーん、そろそろいい?早くオシオキしたくて…」
モノクマは息を荒くし、急かすような口調をしていた
弓「ごめん。円成、剣地…みんな」
剣「あんたのこと、許す気はないから」
弓「わかってる。」
モノクマ「では、ドッキドキのオシオキターイム!」
弓「でも、…コロシアイはこれっきりにしてくれ」
モノクマ「スタート!」
『ウィリアムテルの矢』超高校級の弓道部・弓立嵐の処刑
嵐は木の棒に磔にされ、心臓の前に林檎を持っている
心臓前にある林檎を先の尖った弓で狙うモノクマ、だが中々当たらず、足や手などに当たり続ける
痺れを切らしたモノクマは巨大な矢を放ち、嵐の体を貫通する
そして、満足したモノクマは火を放ち、生きたまま燃やされる。
【オシオキ終了】
星「…や、ヤバいかも。もうお肉食べれないかも」
飯「うぅ…」
舞「その…弓立さんはなんで氷見さんのことが…」
薬「空気が読めないね。舞園ちゃんは」
舞「えっと…すいません」
荒「いや…謝ることねぇよ。とりあいず…帰ろう」
柳「…そうだな」
俺たちは裁判場から出て、地上へ上がった。
そこで見たのは、衝撃的な光景だった。