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【 変身術 】
留子さん ( ミュ 9 弾の姿 ) でイサクと共に課外実習を終えてきたトメ 。 ( イサクも女装 )
花売りとして町に出た為 、 両手で大きな籠を抱えながら長屋に戻る 。
長屋の廊下に着いた時 、 6️⃣いとはたりと出会う 。 最っ悪だ 。
『 あぁ 、 お帰り 』
『 … あ ? 』
なんだか不可解だとでも言うように首を傾げるモンジ 。 センゾが何を言ってるんだモンジ 、 と言いかけた所で口角の片側を釣り上げ訝しげな笑みを浮かべる 。
『 ふっ … 。 どうしたんだ ? くのたまか ? 』
はぁ ? とイサクと顔を見合わせるトメ 。 イサクも形容し難い表情で首を傾げている 。 勘違いしているのか ? 否でも先刻お帰りと言われたし … 。
『 … だよな 、 なんで女子が忍たま長屋にいるんだ 』
はぁ ? と再度素っ頓狂な声をあげる 。 … これまさか 、 センゾが面白がって乗っかったんじゃ 。
ここにイサクとトメが乗っかっても此方に得は無いと判断してモンジに本当の事を告げようとすれば 、 後ろからトントン 、 と肩を叩かれる 。
『 留子ちゃんいさ子ちゃん 、 籠とお花の回収に来たわよ 』
振り返ると其処には 、 伝子さんの姿が 。
『 げっ .. 伝子さん 、 』
普通に籠を受け渡そうとすれば 、 女声で 『 お返しします ~ 』 なんて籠を渡すイサク 。 よりネタばらしする事の出来ない環境が出来上がる 。
『 … ッ わざわざありがとうございます 、 こちらもお返ししますね ~ .. 』
女としてなりきる方が楽だと振り切って 、 此方も女声で話すトメ 。
『 えぇありがとう 。 … 相も変わらず完璧な変身術だったな 、 伊作 、 留三郎 。 』
腹を抱えて笑うセンゾ 、 驚きのあまり固まるモンジ 、 羞恥で顔が茹で上がる6️⃣は 。