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🇵🇼視点?
旧国有り
どうしてだろう
内地がいなくなってからしばらく数十年は経っている。
それほど時間が過ぎているというのにまだ、まだ内地と過ごした日々が昨日のように思い出せるのだ。
いつも日本語を沢山教えてくれて、僕が転んで怪我したら絆創膏をくれて、
痛くて泣きそうになったら「男がクヨクヨしてるな」ってこっぴどく言われた
僕にとってはお父さんみたいな、大切な存在だったのに。
内地が居なくなってから僕は口数が減ってまともに部屋から出てこなかった
と友達から言われている
なんで、
なんで.いつも僕のために身を乗り出そうとするの
毎日僕と一緒にいてくれては風を引くと心配してくれるの
その度ブツブツ言っていたけれど、実はとても心配していたことを知っていた
そんな僕の事を、大切に見守ってくれた、その目は
誰が見ようと
綺麗で愛おしかった
ある日遠くで誰かが騒いでたのが目に止まり、揉め事でも起きたのかとそこに駆け寄った
「どうしたの?」僕はそう言い彼らの目の前に来た
彼らは僕と同じくらいの年齢か、それより少し下っぽかった
様子は少し興奮してたのか顔が赤くなっている
「大日本帝国万歳!鬼畜米英など滅んでしまえ」
彼らはずっとそれを叫んでいたようだ
僕は何か、怒りか、困惑か、悲しみか、味わったことの無い不思議な気持ちになった。
最初こそ何を言っているのか分からなかったが、どうやら学校で習ったらしく、憧れた…感じらしい
ふざけるな
そんな事で一々そんなことを叫んでいるんじゃない
今すぐにでもそう言ってやりたかった
内地はいくら嫌っていても、憎んでいてもそんな事は必ず人前で叫ぶ事はしないのだ。
むしろ、僕が聞いてみた時は、褒めていた、羨ましがっていた
それなのに…何も知らないような人が、簡単に口にするな
そんな事をして当時の人らに申し訳ないと思わないのか
あの人達が、内地が望んでいた事は肯定でも同情でもない.
あの人達が望んでいる事は……
目が覚めると僕はベットで寝ていた。
事情を聞くと僕はその場で急に倒れたらしい。
あの時僕はどうしたら良かったのか、今でも分からないままだ
途中で適当になったり話題がズレてて申し訳ない…
厨二が始まってしまったのか思考がめっちゃ痛くなってきた
それじゃ