文スト
夢小説
何でも許せる方のみ
中也視点 》
横浜の裏道として知れられた廃墟に俺は居る。
なにで汚れたのかも分からない。
染みが付いている壁がコンクリートが所々に破壊されている。
おまけに植物の蔦が張り付くされていた。
人が好かなさそうな場所だが、俺は懐かしみを込めて愛しくて思えた。
そう昔の教育係であったテレサ先生に教えてもらっていた教室だからだ。
心を落ち着かせる為に月に一回は来ている。
先生の事は大好きだった。
でも突如3年前に居なくなったのかいまだに分からなかった。
何かポートマフィアに不満があったのか、?
いいや不満なんざ無かった気がする。
あんなにも笑っていた先生を思い出すが泣いている先生など見たことがない
どうしてなんだよ、先生。
黒い物陰が人に映し出されている。あの影は誰かに似ている。
首領、?姐さん?、いいや違う。
あれは先生じゃねぇか?
「あれ、君は中也君だね。之は想定外」
『…先生、なんで此処に』
絹糸似た髪が風になびき落ち着いた雰囲気が緊張感を流す。
情報が完結しない。
完結するわけない。
うちの組織では死んだとされた人間が生き返るようにあの方はありえないことをする。
そう誰かが言っていた。東テレサさん
「成長したね、ポートマフィアの幹部くん」
『…嘘だろ、先生 。生きてたのかよ』
俺は驚きを隠せず口や目を開いたままだった。
生きてるいる事に喜びを感じる。
なんという高揚感が半端では無かった。
「君達は揃った事だし、話をしたいね」
『君たち、?』
頭にクエスチョンマークを乗っかる。周りを見てみると遠くに太宰が現れた。
「矢張り、バレバレでしたか。東さん」
「そりゃあね、
それより君達に最期の課題を出してあげよう。褒美付きのね」
『褒美なんて俺には要らねェ。それより先生は…』
「しっ、」
俺の口元に人差し指を付ける。
息を吹きかけ耳に囁いた。
「悪い子 だね♡」
少しした間時間がだんだんと顔が赤くなってくる。
「悪い子には躾が必要だ 。笑
な~んて冗談だよ」
「冗談か…よ」
俺は少し期待していた
「それより 太宰くんには何でも叶えてあげる。自殺でも何でも、それに中也くんは何でも応えてあげるよ。今まで私がどうしてたとか、?ね笑」
「面白い事を考えますね笑。」
『…やってやります。じゃあどんな事を?』
「私の記憶を取り戻せ」
透明なゴーストの手が先生の頭をすり抜け脳に直接掴んでいた。
この異能力は何でも奪うことができる。
寿命でも記憶でも何でも。
真逆、自分にするなんて自殺行為に近い。
『太宰っ!!』
「わかっている、中也っ」
太宰は先生に近づいた。
まるで韋駄天のような速さで
まだ間に合う、応援を入れようとするも俺との異能力とは相性がわりぃ、
クソこんな時まで俺は、俺は
そう後悔をしていると時に既に遅し先生は自殺に近い行為をしてしまった
#生還の幽霊 # 大好きな 先生 #懐かしき 場所#
コメント
2件
尊いっす😇