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俺は佐藤玲、高一だ
新学期が始まって、席替えの時期になった
席替えって、当たり外れがある気がする
よく喋る奴と当たると、なんだかんだ気が楽だし、あんまり喋らない奴と当たるとなんだか気まずい
さあ、今回の席は誰と隣になるのだろう、、
先生「佐藤は、そこの1番後ろだ」
俺の名前が呼ばれた
俺の席は1番後ろの端っこの方だ
場所的には悪くない
後は隣の席は誰か、だ
先生「次は佐藤の隣だな…佐藤の隣は…」
さあ、誰だ…
先生「木村」
木村、悠…だったけか…
あんまり喋ったことないな
話せるだろうか
そうして席替えが終わった
先生「全員移動したな、それじゃあ授業始めるぞー」
キーンコーンカーンコーン
先生「それじゃあ授業終わるぞ、」
結局木村とは一切喋らずに授業が終わった
木村が本を取り出して読み始めた
これは話の話題にちょうどいい
玲「本、好きなのか?」
悠「…まぁね」
いきなり話掛けられ、驚いたのか、少し間を空けて返事をした
玲「ホラー系か?それとも感動系?」
悠「なんでもいいでしょ」
玲「そーかよ」
なんだコイツ、、、可愛げねぇな
そのまま、一切会話せず、全ての授業が終わった
玲「あ゛ぁぁぁぁぁやっと終わったぁぁ〜」
悠が、教室を出て行こうとする
玲「もう帰んのか?」
悠「僕、バイトあるから」
玲「ふーん」
悠「なんだよ、その顔」
玲「別に?」
悠「はぁ…じゃあお先に」
ため息つかれた、
俺ももうしばらくしたら帰るかぁ
男子1「佐藤〜〜!」
玲「あー?なんだよー?」
クラスメートの友達が話しかけてきた
男子1「佐藤ってさ、メイドって興味ある?」
玲「あー?メイド?」
いきなり話掛けてきたと思ったらメイド話かよ
男子2「そうそう!メイド!今からメイド喫茶行くんだけどさ、一緒に行かねぇ?」
玲「はぁー?なんで俺が…」
男子1「いいからいいから!早く行こうぜ!」
玲「ちょっ!引っ張んなや!」
結局来てしまった…
友達いわく、メイド喫茶行きたいけれど、初めてだから、緊張して、一緒に行く仲間は欲しかったらしい
かといっても、俺メイド喫茶なんて来たことねーしな…
男子1「うひょぉ〜〜…すげー…早速中入ろーぜ!」
男子2「おう!」
玲「はぁ…」
ここまで来たからにはしょうがない、入るか
メイド1「おかえりなさいませぇ〜ご主人様♪」
といい、メイド2人が出迎えてくれた
もう1人の方は無口だ
クラスメートの友達は、、、なんだろう、感動してる、、、?
メイド1「3名様ですね!席まで案内します、、、ほら、ゆーちゃん案内してあげて」
メイド「わかりました」
静かな方のメイドは、ゆーちゃんというらしい
メイド「ご主人様、案内しますのでこちらへ」
男子「「はーい!」」
そうして、メイドについていく
…なんか、このメイドの顔見た事ある気がすんだよなー
メイド「ここです、それではごゆっくり」
そうしてメイドが戻っていった
男子1「最初の子めっちゃ可愛くね?」
男子2「案内してくれた、クールな子も良くね?」
そう話している中俺はメニューを見る
きゅんきゅんおむらいす、もえもえハンバーグ…
あれか、メイドがおまじないだっけ、唱えるやつだろ
あ、でもこのパフェおいしそう
友達2人も注文するのが決まったらしい
男子1「すみませーん!」
メイド「はーい」
さっきのメイドが出てくる
男子2「注文いいっすか?」
メイド「はい、どうぞ」
男子1「えっと、きゅんきゅんおむらいすと…」
2人が注文していく
…やっぱり、見たことあんだよな、、、この顔
ずっとメイドの顔を見ていると
メイド「なんでしょう」
睨まれた…
ん?待て…この睨んだ顔…もしかして…
玲「ちょっといいっすか?」
メイド「は?」
男子1「ちょっ、佐藤!?」
そう言ってメイドの腕を掴んで、誰も居なさそうな場所へいく
メイド「…いきなりなんですか?」
玲「お前…もしかしなくても木村だろ」