コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
玲「お前、もしかしなくても木村だろ」
メイド「…なんだバレてたのか」
玲「やっぱりな…お前そんな趣味あったのか」
悠「これは僕の趣味じゃない、勘違いするな、それなら、お前もメイド喫茶なんて来るんだね、メイド服きた女の子が
好きなの?」
玲「俺は友達に連れて来られただけだ!」
勘違いされたら困る
玲「じゃあお前は、なんで趣味でもないのにメイドやってんだよ」
悠「僕は、もともとここの雑用で働いてて、メイドが人手不足だから、手伝ってんの、給料も多めにもらえるし」
玲「ふーん、、てかそれどうやってんの髪型とか、」
悠「髪型はウィッグだ」
玲「声は?」
悠「裏声」
そんな高い声出せるのかよすごいな
悠「なにがなんであれ、僕は仕事に戻るから、勝手に出てったら怒られる」
玲「お、おぅ、、すまねぇ」
そう言って悠がメイド喫茶の中に入って行こうとする
…と思ったらぴたっと止まってこっちを睨んでこう言った
悠「絶対誰にも言うなよ」
俺も、メイド喫茶の中に戻った
男子1「佐藤ーどこいってたんだよ、いきなりあのクールな子連れてってでていくからびっくりしたんだぜ?」
玲「あぁ…すまねぇ、ちょっとした知り合いで…」
男子2「え!?佐藤あの子と知り合いなのか?」
玲「いや、そんな関わったことはない、ちょっと会ったことあったってだけで」
男子1「マジかぁ〜なんかすごいな!会った事がある子がここで働いてたなんて」
玲「あ、あぁ…ほんとにな」
ほんとにびっくりだよ、まさか隣の席の奴がメイド喫茶で働いてるだなんて
そうして食事などを済ませ、帰ろうとしたら
メイド1「あ〜!また電球切れた…付け替えるの大変なのに」
メイド2「ここ、大体女の子が働いてるから、こういう事があると、男手がほしいわよねぇ」
店の電球が切れたらしい
あーせっかくだし
玲「よかったら、電球付け替えるの手伝いましょうか?」
メイド1「え、いいの?」
玲「はい、まだ時間ありますし」
メイド2「助かるわぁ〜それじゃあよろしくお願いします♪」
そうして、付け替える電球をもらい、付け替える
玲「おいしょ、っと…できましたよー」
メイド1「わぁぁ〜ありがとうございます♪」
玲「いえいえ」
メイド2「ねぇねぇ、あなた」
玲「はい、俺っすか?」
メイド2「よかったら、ここでバイトしない…?」
玲「えっ…」
バイトってもしかして、アイツみたいにメイドやれってことか…?
それはさすがに…
メイド2「あの子みたいにメイドしろとは言わないわよ」
少し笑いながら言われる
なんだ、顔にでてたか?
メイド2「悠と知り合いなんでしょ?」
玲「えっあ、はい、一応」
メイド2「悠も知り合いの子が居たら少しは安心するでしょ」
アイツに限ってそんなことないと思うんだが…
働くって言った瞬間嫌な顔されそう
メイド2「仕事内容は、力仕事とかさっきの電球の付け替え、給料もちゃんとある、男手がなくって困ってたのよ
悠は一応男の子だけど、そういう系は向いてないし…」
確かに、そういうの向いてなさそう
メイド2「それで、どう、バイトする?しない?」
それなら、いいかもしれない
まだバイトしてないし、給料もらえるし、なにもしないよりかはましだろう
玲「それなら、やろうかな…」
メイド2「いいのね、嬉しいわ!みんな大歓迎するわよ、ちょうど今お客さんいないし、ついて来て」
玲「はい」
そういえば、友達が外で待っているのを忘れていた
LINEで先帰ってって伝えとくか
メイド2「みんなこの子が玲よ、力仕事とかしてくれるから、仲良くしてね」
玲「どうも、よろしくお願いします」
メイド1「よろしくねぇ!」
メイド3「よろしく〜」
みんな愛想が良さそうだ…1人除いて
木村が予想したとうり、いやな顔してる
メイド2「悠、色々案内してあげて」
悠「……はい、わかりました」
まだ顔は不機嫌だ
玲「なんだよその顔」
悠「別に…」
玲「そーかよ」
悠「くれぐれも僕を足を引っ張るなよ…玲」
玲「!…あぁ…お前もな、悠!」
初めて、名前で呼び合った