女子トイレ .
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「 もうあの人達は居ないのに…何怖がってるんだ私…! 」
女子トイレの鏡で自分のことを見る。
「 もう怖いものは無い…大丈夫だ、 」
ずっと自分で呪文のように【 大丈夫 】と言ってたら肩をとんとんと叩かれて「 ひぇっ! 」って腑抜けた声が出る。
『 ○○ちゃん大丈夫? 』
後ろに居たのは彩子さんだった。
『 リョータが、○○ちゃんが顔色が悪いまま女子トイレに行ったって聞いたから、心配で来たのよ 』
と優しく声をかけてくれた。
「 私は大丈夫です!少し△△高校の話を思い出して… 」
と苦笑いをしてたら彩子さんが『 目を逸らしたわね?△△高校で何かあったでしょ 』と言ってくる。
察しがいいにも程がある…
『 ここは私しかいないわ。全部話してみなさい 』
とグッドポーズをしてる彩子さん…
「 実は… 」
△△高校の裏のことを全て話した。
『 辛いことがあったのね…湘北はそんなことないから、安心しなさい。 』
優しく背中を撫でてくれた。
そして少し落ち着いたら体育館に戻る。
「 すみません、少し色々とあって 」
とみんなに言った。彩子さんが『 あのこと…言わなくていいのかい? 』と言ってきたので私は「 い、言います… 」と言って△△高校の裏を全てみんなに話した…
木暮さんは『 そうか…知らなかったとはいえ、嫌な思い出を思い出させてごめん… 』と言った。
三井さんは『 しっかし…タチの悪い奴らだな… 』と呟いた。
みんなで話してたら体育館の扉が開く。
扉から出てきたのは安西先生…!?
『 ちゅーす! 』
部員・彩子さんのみんなで安西先生に挨拶をする。
安西先生は私を見て『 今日転校してきたのは聞きましたよ。久しぶりですね○○くん 』と言った。
安西先生とは、去年の夏の大会…私のプレイを唯一褒めてくれた人だ。
「 お久しぶりです。安西先生。 」
と挨拶をしたら桜木くんは『 オヤジ!○○さんと知り合いなのか? 』と聞く。
後ろから赤木さんが来て『 お前は練習に集中しろ! 』とゲンコツをされてみんなが練習してるところに連れて行かれる。
彩子さんが安西先生にごにょごにょと話しかける。 安西先生は納得したような顔をして私のところに来る。
『 ○○くん、明日から…よろしくね 』
と挨拶をしてくれた。
ここの部活は…△△高校とは違い優しくて温かい…
ずっとここに居たいって気持ちがある。
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書いてる私でも続きが気になる書き方しちゃった!!
次へ続く!
コメント
4件
すごいきになるんだけど😾❗️