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『三章 絶望ラビリンス』
俺は瑞稀に頼まれ、アリバイを調べることになった
柳「星空、今大丈夫か?」
星「全然いいよー!元気になったし!」
柳「よかった…」
星「さっきモノクマが薬くれたんだー、…コロシアイが起きたからもう必要ないって」
柳「そうなのか…」
星「それでアリバイ?いつ頃の?」
柳「それが、なんもわからないんだ」
星「え、それって結構やばくない!?」
柳「やばい」
星「…一応昨日は一日中部屋でずっと寝てたよ。さえちゃんも居たし」
柳「途中でいなくなったりしなかったか?」
星「特に?お水を取りに行ってくれたりしてくれたけど、精々3分ぐらいだし…」
柳「わかった、ありがとう」
星「全然!捜査頑張ってね!」
コトダマ→星空きららのアリバイ
柳「瑞稀!」
荒「ミライ?俺にもアリバイ聞きに来たのか?」
柳「そうそう、昨日一日何してた?」
荒「昨日は一日中由鶴の部屋の前で見張ってて、今日の朝3時に切り上げてミライの部屋で寝た」
柳「…見張り中、誰か見なかったか?」
荒「特に見なかったけど…途中で寝ちゃったからわからない」
柳「え?寝たのか?」
荒「ほんの少しだけな!1時間、意識が落ちちゃって…悪い」
柳「何時くらい?」
荒「午前1時から2時まで」
犯行が起きたとしたらその1時間だな
柳「ありがとう」
コトダマ→荒川瑞稀のアリバイ
荒「そうだ、飯田橋と由鶴は伊月の部屋にいるらしいぞ」
柳「本当か!?ありがとう!」
荒「アリバイ探し頑張れよ!」
柳「あぁ」
【孤坂伊月の部屋】
俺はゼリーと水を一応持ち、伊月の部屋を訪れた
柳「入るぞ…」
飯「あ…」
天「…ミライか」
柳「大丈夫か?2人とも」
飯「僕は大丈夫だよ…、ちょっと腕が燃えちゃっただけで」
飯田橋の腕には包帯がぐるぐると巻かれていた。ちょっと…ではなさそうだ
天「どうせ、アリバイ聞きに来たんだろ?」
柳「その通りだ…、昨日何してた?」
天「俺は部屋で寝てた…、そんぐらいかな」
飯「僕は、ちゃんと部屋にいたよ…、ちょっと夜ご飯食べたり、差し入れしたぐらい」
柳「差し入れ?」
飯「見張り頑張ってくれてたから、パンと水を…」
柳「そうなのか」
コトダマ→飯田橋のアリバイ、天谷由鶴のアリバイ
天「そうだ言い忘れてたけど、チハヤは俺の部屋にいたんだ」
柳「え?なんで?」
天「修理中だったからさ、飯田橋が置き忘れたんだ」
飯「ご、ごめんね…僕が忘れなければ…」
柳「…」
何か、手掛かりになるかもな
コトダマ→由鶴の部屋にいたチハヤ
柳「そういえば、由鶴。モノクマから薬はもらったか?」
天「薬…?なんだよそれ」
柳「え?まさかもらって…」
その時だった。部屋の扉が勢いよく開いた
孤「あ、ミライみっけ」
柳「伊月?」
孤「なんと部屋へ行ける道が見つかった」
柳「まじか!すごいな」
孤「舞園ちゃんが体張ってくれてよかったよ」
柳「舞園が?」
孤「うん、まぁとりあいず、ついて来てよ」
柳「わかった」
俺は由鶴の部屋を後にして、伊月の後をついて行った