「ねぇ…アキラくん、興奮しちゃってる?」
BLセリフ枠は無事終了、あとは…配信で興奮してしまった自分を…なんとかしなければ、と部屋を後にしようと立ち上がった瞬間、ハジメさんに言われた一言に背筋が凍りついた
「…、っ、は、そんなわけ」
なんでバレてしまったのだろう、その通り…だからこそ否定しなくては、と否定の言葉を紡いだ、が
「口の利き方には気をつけて、一応アキラくん、君の先輩ってこと、忘れないで。」
冷笑――その言葉がぴったり当てはまるようなハジメさんの表情に、身体がびくりと震えて
これからハジメさんがしようとしていることが嫌でも分かってしまう
「お願い…だから、待…」
「話なら、遊んだ後に聞いてあげる。…もしその時まだアキラくんに、しゃべる余裕が残ってたら、だけど」
「…っ」
そこで着ている服に手をかけられて、乱暴に前をひらかれる。私はぎゅっと唇をかみしめて、身体の下の冷たいシーツを握ることしか出来なかった、少しだけ…あの時の自分は期待していたのかもしれない。
コメント
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ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとu((( 貴方様の作品大好きです…