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そんなサンジも次の瞬間には唇を塞がれていた。先ほどとは違い優しく触れるようなキスだった為か抵抗する余裕もなく受け入れてしまう。しばらくキスを続けていると不意に唇が離れる。互いの唾液が糸を引きプツリと切れたと同時に今度は首筋を舐め上げられ思わず声が出る。
「あっ、ちょ…待てって」
「待たねェ」
ゾロはサンジの首筋に舌を這わせながら徐々に下へと降りていくと鎖骨に軽く歯を立てた後強く吸い上げ、そしてそのまま胸まで辿り着くと今度は反対方向に同じ様に跡をつけていく。その間もずっと耳元で囁かれ続ける言葉のせいでサンジの顔は真っ赤に染まっていた。
「…おいコック、こっち向けよ。」
「誰が向くか!」
顔を背けるサンジだったが顎を掴むようにして正面を向かせると再び唇を落とす。
「…てめぇ、レディとする時もこんななのか?流石に引くぞ。」
「さあな、知らねェよ」
ゾロはそう言いながらサンジの足を割り開くとその中心部へと手を伸ばした。そこは既に勃ち上がりかけており先走りで濡れていた為軽く触れただけで音を立てた。
「おいコラ触んな!離せ!」
抵抗するもののやはり力では敵わずされるがままだ。ゾロの手の動きが激しくなるにつれてサンジの口から漏れる声も大きくなっていく。そして遂に限界を迎えた瞬間、勢いよく精を放ったサンジだったが、その表情はかなり…
「何だイケるんじゃねえかお前」
「うるせェ!!」
羞恥心からか顔を赤く染め上げたサンジは涙目でゾロを睨みつけるとそのまま枕に顔を埋めてしまった。そんな様子に小さく笑い声を漏らすとゾロはベッドサイドに置かれた棚から小瓶を取り出す。中には透明な液体が入っており、蓋を開けるとふわりと甘い香りが漂ってきた。その香りに気付いたのかサンジが顔を上げると同時にゾロはその液体を手に取り指に絡ませた。
「まて、待てよマリモ。お前、今何しようとしてる?」
「見りゃ分かんだろ」
「いやいやいや、分かんねぇよ!」
慌てるサンジを無視してゾロはその手を後孔に滑らせるとゆっくりと中へ押し進めるように挿入していく。初めての異物感に顔をしかめるサンジだったが痛みはそれほどないようだ。 しかし、彼の脳裏を掠めるのは二年前カマバッカ王国で教わった一つの知識。
・男性同士での性交渉は尻を使うという事
つまり今、サンジは自身の尻穴に指を突っ込まれている状況にあるわけだ。想像だにしなかった現実にサンジは思わず絶叫しそうになるも何とか堪える事に成功したもののその表情には焦りの色が滲んでいた。