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原生林の奥深く、獣たちの咆哮が響き渡る。
霧島:「さあ、ここは俺の世界だ……お前は”獲物”だぞ、ライア。」
その言葉に呼応するように、草むらがざわめき、風が唸る。獣たちの目が光る。
ライア:「ククッ……いいねぇ。だが勘違いするなよ?」
ライアは拳を軽く握りしめ、口元を吊り上げる。
ライア:「俺はな――”狩る側”なんだよォ!!!」
瞬間、ライアが踏み込む。疾風のようなスピード。目の前に迫る巨大な熊の爪を紙一重で避け、カウンターの肘打ちを放つ。
ゴシャッ!!!
熊の巨体が空を舞い、地面に激突。土煙が舞い上がる。
霧島:「……ッ!!」
ライアは続けざまに狼の群れに飛び込む。蹴り一閃。狼が吹き飛ぶ。飛びかかってきた鷲を素手で掴み、地面に叩きつけた。
ライア:「これがお前の”最強の異能”か?期待外れだなぁ、霧島ァ!!」
だが、霧島は笑っていた。
霧島:「……やっぱ、お前はそう来るよな。」
ライアが不意に気づく。周囲の気配が、異様なものに変わっている。背後で、”何か”が蠢いた。
霧島:「……さぁ、主役の登場だぜ。」
森の奥から現れたのは――巨大な”狼王”。漆黒の毛並み、輝く瞳。まるで神話から抜け出たような威厳を放つ、”ロボ”だった。
ライア:「は……はは……ッ!!いいねぇ!!」
ライアは狂気の笑みを浮かべる。
ライア:「なら、こいつを倒せば……お前の”物語”も終わりってことだ!!!」
霧島:「やれるもんなら、やってみな……ロボ!!行けッ!!!」
狼王が吠える。大地が震え、戦いの幕は、さらに激しさを増した――。
※傀儡だけどなんか感情持ってるのは気にしないで(((