狼王ロボが疾風のように駆ける。
ライア:「おぉ……速ぇな!!」
ライアは拳を構える。ロボの爪が一閃。鋭い風圧がライアの頬をかすめ、血が滲む。ライアは舌で血を舐め、目を輝かせた。
ライア:「いいねぇ……いいねぇ!!」
ロボが続けざまに襲いかかる。だがライアは動じない。最小限の動きで爪を避け、逆に拳を打ち込んだ。
ドゴォッ!!!
ロボが吹き飛ぶ。だが着地した瞬間、もう次の一撃を放とうとしていた。
霧島:「……まだだぞ、ライア。」
森がざわめく。ロボの背後から動物たちが現れた。熊、狼、鷲、蛇――”シートン動物記”の登場人物が勢揃いしたかのようだ。
ライア:「……ははっ、やっべぇな。」
だが、ライアは笑みを崩さない。
ライア:「これだから、戦いはやめらんねぇんだよ!!!」
ライアは握りしめ、動物に飛び込んだ。拳が、蹴りが、舞う。熊を殴り飛ばし、狼の牙を砕き、鷲を地面に叩き落とす。
だが、ロボは隙を逃さない。ライアの背後を取った瞬間、牙を剥き出しにして飛びかかる。
霧島:「決めろ……ロボ!!!」
だが――。
ライア:「……遅ぇよ。」
ライアは振り向きざまに肘を突き上げた。ロボの顎に直撃。巨体が宙を舞い、地面に激突する。
霧島:「……ロボ……!!」
霧島の叫びに応えるかのように、ロボはゆっくりと立ち上がる。だが、その足は震えていた。
ライア:「終わりだな。」
ライアはロボに向けて歩き出す。だが、その時――。
霧島:「……そう思うか?」
霧島の声が冷たく響いた。次の瞬間、地面が揺れた。いや、”物語”が書き換えられたのだ。
ロボの体から、光が溢れる。
ライア:「……なんだ?」
ロボが変わっていく。黒い毛並みは銀に輝き、目はまばゆい黄金に染まる。まるで伝説の獣、そのものだった。
霧島:「……これが、”異能演舞”の本領だ。」
ロボが吠える。その声は、世界を震わせる咆哮だった。
ライア:「……上等だ。」
ライアは拳を構え、獣と人間の最終決戦が、始まる――。
コメント
4件
キャミソール‼️(え?) ちなみに白川ちゃん…死んだ? 死んだなら白川のあねあね召喚して良きかい?
今回も神ってましたぁぁぁぁ!!!!! 霧島っちいいぃ、、!!あの子と結婚するんでしょ!!!(は?)頑張れ!!タヒぬなよ! ライアたんは、、あ、そっかもうタヒんでました((( ライアたんもうあれだったら平和お姉さん呼ぼう!今の状態だったら多分いけるよ!(( 次回もめっっっっさ楽しみンゴ!!!!!!