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暑い日差しの中…白く輝く髪を持つ青年は、
黒く美しい髪の親友の元へと足を動かしていた。
悟「傑〜!!」
軽い足音へと振り返るまた1人の青年。
傑「あぁ、君か。」
傑「こんな暑い日は外出たくないんじゃなかったの?笑」
クスクスと笑う青年の名前は夏油傑。
それを見て幸福を得る青年の名は五条悟。
悟「うっせ!!傑が見えて急いで来たんだからな!」
傑「頼んでないけどな。」
悟「まぁいいや、そういえばさ、」
悟「最近ここらで噂になってる…」
悟「って、知ってる?」
傑「…?聞いたことないけど」
悟「まじ〜…?面白くねぇの〜」
傑「まぁ、うん。」
傑「それで、その人はどんな人なの?」
悟「あぁ、忘れた人はね」
悟「人の名前を覚えることが出来ないんだってさ」
悟「そんな人見かけたことねぇよなぁ…」
傑「確かに見かけないな。記憶力が無いとかじゃ無さそうだけど。」
悟「そうそう。人の顔はわかるけど、名前だけ覚えられないんだって」
悟「不思議だよなぁ…」
悟「これだけ聞いたら別にどうでもいいじゃん?」
悟「でもね、忘れた人は呪霊なんだってよ。」
悟「最近は、自分のお母さんが忘れた人だった、みたいな事がちらほらあって。」
悟「1人じゃないっぽいんだよね」
悟「それも、忘れた人は無意識に人を殺しちゃうんだってさ。」
傑「それは怖いね…」
悟「まぁ、名前で呼んでくれないーーとかで、判断できそうだけどな笑」
傑「それならそこまで気にしなくて良さそうだね」
悟「そうだな。つかアイス買いに行かね?!」
悟「硝子も誘ってさ!!」
傑「あー、うーーん…」
悟「なんだよ、なんか予定あんの?」
傑「うーん…いやなんでもない」
傑「しょうこ探しに行こっか」
悟「うぃ〜!」
硝子を探してアイスを買いに行く2人の後ろ姿は…
青春そのものといえるだろう。
1話終了!!!
また今度2話書こうかな。またね😀