「宜しくね、太宰君。」
森さんの其の言葉が彼との出会いの鍵だった。
「は?」と返したが、強制的に現場に行かされた。
警察でも手の付けられない程の殺人難事件の現場に。僕1人で。
助っ人を呼んでおいたと言われたけど
「何処の誰…」
と口にしてしまった。
「やぁやぁ!お困りの様じゃないか!」
耳が痛い程の大きい声の主の方を見ると、僕と同じ位の年齢の男が其処に立っていた。笑顔で。
「”あんた誰?”」
僕は其の男と全く同じタイミングに同じ発言をした。ホントに誰。
コメント
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助っ人が乱歩さんとかそこも最高すぎます、、 全く同じタイミングに同じ発言をしたってもう好きです…(すみません好きすぎて語彙力なくなりました!! お互い初めてあったらほんとにこういう会話してそうですね🤔💭