初投稿です !
ではどうぞ ! 🫶🏻︎💞
1目見た時に分かった。
コイツは俺の初恋相手になるって、可愛らしく俺の名を呼び、抱きついてくるコイツが愛しく感じる。
桃「ねぇ、いつまで抱きついてくるわけ?」
なんて素っ気ないことでしか返せない。
ツンデレなんて可愛いものでまとめないで欲しいくらい、可愛らしくないこの素直じゃないさを。
申し訳なさそうに離れていく彼女の姿を見るだけで心がチクリと痛む。
赤♀「嫌だよねごめん……💦」
なんてシュンとした顔で返されると好き、嫌い関係なく申し訳なるだろう
大好きな彼女が俺から離れていくのを感じとった
赤♀「ねぇ。ないくんってりうらのこと嫌い…? 」
桃「っえ……?」
聞かれたくなかったこと、好きと答えても気まづくなる、それに嫌いなんてつきたくもない嘘なんかつく価値がない。
赤♀「………答えてくれないの…? 」
桃「…………嫌いじゃないよ。 」
そう、曖昧な答えを残し立ち去った。
本当に俺って最低……。
青「で、自殺しようとしてた…と」
桃「だって好きな人に嫌われたら生きてる意味ないじゃん」
青「アホかお前……… 」
ベシッと親友のまろに頭を優しく叩かれる。
叩くと言っても、優しさが残っているものでさすがまろって感じがする。
お前誰やねんって感じたけど。
青「生きとらんとなんも出来へんで?」
青「アプローチもできやしない………笑」
桃「嫌われてたらそれもする価値ないじゃん?」
何を言われてもネガティブに言ってしまう自分が嫌。
なんでこんな言い方しかできないのだろうか。
桃「………でもまろと話せなくなるの嫌だなぁ〜……笑」
青「せやったら生きろや。」
青「……りうらも嫌っとらんやろ。」
慰めてくれる彼は一生の大親友。
ずっと俺のそばにいてくれる、大好きな親友。
青「……頑張れや♪」
桃「……うん…!」
あともう少し頑張ってみようかな。
なんて考えたけど、勝手にアタックしといて、勝手に諦めるだなんで身勝手がすぎるだろ…笑
桃「んんー…?」
帰ろうと、机の上を整頓していたら、一通の俺宛らしき手紙が置かれていた。
中身を見てみると、呼び出しの手紙だった。
桃「怖いんだけど……笑」
恐怖心もあるものの、俺の好奇心が勝ってしまい、呼び出されたところにと、足を運ぶ。
建物自体が古く、ギィィと音を立てる。
扉を開けた先には、俺の好きな人がいた。
赤♀「っ………ないくん……! 」
桃「……どうかした?」
屋上で2人きり。
よくあるのは告白かななんて浮ついた考えが思いつく。
とても恥ずかしい…笑
赤♀「り、りうら……ないくんのことが好き…!⸝⸝ 」
桃「っあ……、⸝⸝」
赤♀「りうらと…つ、付き合っ……⸝⸝」
このまま彼女に取られてばかりじゃいや。
なんて俺の気持ちが勝つもんで、りうらの話す言葉を遮って俺の気持ちを伝える。
そうすると、さっきまで赤かった顔がもっと赤く染めて喜んでいる。
嗚呼生きててよかった。
桃「……好き。」
赤♀「ぅえっ……?!」
赤♀「り、りうらも……⸝⸝」
初恋は一目惚れ
𝓮𝓷𝓭
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!