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knhb
後天性女体化
短い
CPはknhbのみ
(私はwtriさんを美人だと思ってます)
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急に雲雀がアプリのバグで女体化してから2日、配信は休みダンスレッスンもしばらく休み、まだバグは治らない。目処は経っていないといわれ雲雀と一緒に肩を落としたのを覚えている。
それを見兼ねた偉い人が「渡会さんが日常に戻れるようこちらも尽力させていただきます」と言ってくれた。一先ず見捨てられた訳ではなさそうだ、と安心で息を吐いた。
とは言ったものの雲雀の生活に支障はない。
雲雀も21歳の大人だ、トイレや風呂でも特に同様はなく普通に過ごしていた。ただ、罪悪感が…と嘆いているのを見かけたことがある。
雲雀は元々183cmもする大男だったため少し縮んで170cmの体では普段の服はデカく際どいためアキラが服を買ってきてくれたのを着ている。
雲雀の趣味と言うよりアキラの趣味で彼氏としてはすこし複雑だが心を広く持ち、可愛いからと許した。
かっこいい服が多いせいで美人な雲雀にマッチしており何回かナンパに遭っているのを見た。
危ないと思いそれからは僕が雲雀の家まで迎えに行っている。
「もー雲雀、カフェが今日休みだからってそんなところで寝るな、あと体勢を少し考えろ…お前は今女の子なんだから」
「別に胸だって無いし奏斗しかおらんしええやろ」
「んもー…お前にとって1番危ないのは僕だろ…」
「?奏斗なら何されてもいいし危なくねぇよ」
「もーーーーーーーーーー!」
こういうところが危ないって言ってるのに、そう思ったが言ったとて雲雀は理解してくれず僕だけが恥ずかしい思いをするだけだ、そう思い雲雀の足を持ち上げて僕もソファに座る。
雲雀は申し訳もなく足を僕の膝に乗せてスマホを弄っている。
「頭乗せればいいのに」
「やだよ奏斗の膝硬いし」
「ごもっともですわ」
僕が雲雀に膝枕をした時、すごく微妙な顔をされて硬いと一言言われベッドに足を運んだ雲雀を見たから何も言えなくなった。
雲雀の太ももは細くて骨だったんだよな〜…
……でも今雲雀女の子だし柔らかいんじゃ…!
「俺が膝枕してやろうか」
「エ゛ッッ!!!」
「声でけー」
い、いいんでスカ…そう言うとキモイと一蹴されたが僕はめげない。
雲雀は座ってぽんぽんと太腿を揺らし、それに誘われるように僕は頭を預ける。
「うわっ!柔けー」
「言い方ヤバい」
寝返りを打って上をむくと雲雀の顔も天井もよく見える
「天井が見える…」
「失礼なのなおまえ」
「っふは、雲雀は小さいと思ってた」
「罪を重ねんなよ」
雲雀は僕の頬を包んで顔を近づける。
キスでもされるかと思ったがそうでは無いらしく、おでこに湿った感覚を覚えて可愛らしい行動に思わずくふ、と息を漏らしてしまった。
「何笑ってんだ」
「あんまりしない雲雀の愛情表現が可愛くて」
口は恥ずかしかった?そう聞くと雲雀は包んでいた頬の手を掴むようにして横に引っ張る
「いででで!ごめんごめんごめん」
「……」
雲雀は怒ったように眉をつり上げてふん、と息を吐いている、そういうところも可愛い。
「俺眠いよお奏斗」
「あ、じゃあ僕退くよ」
「お前が枕なぁ」
僕の顔を無理やり雲雀のお腹側に向けさせその上に雲雀が腕を置いてうつ伏せですぅ、と眠る準備をし始めた。
僕が状況を理解する前に雲雀は寝てしまい今更退くこともできない。
ここまで来ると考える方が馬鹿らしい。ここが閉店してはいるもののカフェである事を忘れ雲雀の腰に手を回して僕も眠ろうと目を瞑り眠る。