君の一番の友達でいたい。
___________________________________
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
crptメンバー全員成人しています。
結婚の話が出てきたり、飲酒していたり
かなり現実味無いです。
etさんメイン視点のお話です。
それではどうぞ。
___________________________________
et「次はrnか〜、!」
rn「ビックリしました?笑」
et「もちろん、でも嬉しいよ」
rn「えっへへ…〜♪」
最近はどこもかしこも結婚ラッシュ。
まぁ確かに結婚するにはいい
年齢だとは思っている。
だが、最近はあまりにも周りが 結婚しだすので、ドレス選びが大変だし、 正直
言うと御祝儀を用意するのが大変だ。
et「ほんと、みんな結婚しちゃうなぁ」
1番最初はnaさんで〜、、あっjpもだ。
その後はmf君、意外だったなぁ……
その後はhr君で、その次がnoさん。
その他も彼女やらなにやらいるみたいで
そろそろかなって時期。
まぁurは出来ないだろうけど。
メンバーじゃない友達も、何人か
結婚式を挙げていて、有難いことに招待もされたし、ちゃんと行って泣いた。
んで、今日の主役はメンバー最年少のrn
どうやら婚約をして、結婚式を
あげるらしい。22歳で結婚は少々
心配ではあるが、本人が
幸せそうならまぁいいだろう。
et「私も今年で24かぁ…」
rn「etちゃんはそういう人
居ないんですか?」
et「……そういう人、ねぇ〜」
まぁ、浮かぶ人はいる。だが、
私はそれを望んでない。
……彼とは、ずっと友達でいたいのだ。
rn「……ya君ですか?笑」
et「……」
et「なんで?」
rn「そんな顔してました!」
そんな自身満々に言われても…、、
まぁ、あってはいるけど。
ya君______、彼はrnと同じでcrptの
最年少メンバー。
人懐っこくて、元気で、まぁ…なんか
なんというか……犬系彼氏って感じ。
女性ウケが凄くて、本当にモテる。
そんなya君とはプライベートでも
かなり遊んでいて、多分crptの中じゃ
一番遊んでるんじゃないかな?
って、…私は思ってるけど……さ、、
正直…、多分彼には本命がいるのだろう
たまに顔を見せなくなると、
ずーっとスマホを見つめて離さない。
私が話しかけたら直ぐにスマホを隠すし
urとはよく何を話しているか分からないけど密会をしている。
……もし、もしっ彼が…rn達のように
結婚をする相手がいて、
本当に結婚を するのだとしたら、
私は…彼の1番の友人でいたい。
そうして、彼の結婚式で
友人代表スピーチをするのだ。
何を話そうか…彼は好奇心旺盛で、
お転婆で、でも頼りがいがあって、
言い出したらキリがないが……
まぁ、ご新婦様が喜ぶような
スピーチをしたいなぁ…。
だから……
…お願いだから…、
君の1番でいさせて欲しい。
et「____じゃあrn、また結婚式で」
rn「はい!また!!」
rnと別れた帰り道、電車の時間まで
あと少しあったので駅前のカフェで
少し気休める事にした。
et「えっと〜、、チョコパフェ1つ!」
大人になってもチョコレートは大好きだし逆にもっと甘党になったまである。
だが、チョコレートだけ食べると口が
曇るので紅茶も一応頼んでおいた。
et「……結婚…か」
そろそろ本気で考えるべきだろうか?
だが……まぁギリギリ一応20代前半だし
そこまで必至に考える必要も無いか……。
……私に、ついては。
ya君、お願い。
君の1番でいさせて欲しい。
___________________________________
““rnおめでと〜っっ!!!””
rn「えっへへ、ありがとうございます!」
et「いやぁ…まじで感動した」
na「etさんボロ泣きでしたからねw」
et「うるせぇーわい」
ついにやってきたrnの結婚式は案外
あっという間で、私は結婚式後の
二次会に来ていた。二次会と言っても
crptメンバーだけの、有意義な時間だ。
rnが、新しい1歩を
踏み出した時のような______
(……そんなこともあったなぁ)
そう思うと、私たちはかなりの年月を
一緒に過ごしたらしい。いつの間に
かみんな大人になっているし、
お酒も飲めている。まぁ相変わらずttはほろ酔い1缶でベロンベロンだが…
jp「ほらほらya飲んでなくなぁーい?」
ur「うぉううぉう⤴︎☆」
ya「うるせぇ酔っぱらい共が」
部屋中が笑いに包まれる。jpが
こんなに酔うということはかなり
時間が経ったのだろう。左腕に着けた腕時計を見るが、思っていたよりかなりの時間が経過していた。
mf「はいはいみんなそろそろお開きね〜」
hr「はーい」
jp「えぇ〜、やだぁぁあ…⤵︎ ︎」
et「…ほら、naさんと
一緒に帰るんでしょ」
jp「ん”〜…がえる…」
ゾロゾロとみんながお会計のために財布やなんやらをだしmf君に出し始める。
na「タクシーどうします?今のところ
3台はすぐ来るらしいですけど、」
hr「んー、酔っぱらいから
帰しちゃおっか」
そうして、ベッロベロに酔った大の大人が右へ左へなりながらよろよろ歩き、
タクシーに乗っていく。
rn「rn、hr君と家の方向同じなんで
一緒に乗せて帰りましょうか?」
hr「え、まじ?」
rn「ふ、まじです✨」
hr「まじ助かる、ありがと」
さて、私はどうしようかな…タクシー
呼ぶにしても時間かかるだろうし…
rn「……あ、etちゃん達どうします…っと」
rn「そういえば家の方向
真反対でしたね…」
et「んー、じゃあ私歩いて帰ろうかな」
et「対してそこまで距離ないし、
酔い覚ましもしたいしね」
rn「え、…でも夜1人じゃ危な_____」
ya「俺着いてくよ」
思わぬ声だった。
rn「ほんとですか?じゃあ
お願いします!」
et「……っえ、?いや…あ、…」
rn「んじゃ!2人気をつけて〜!」
ya「んー」
少しの沈黙の末、
ya「んじゃ、行こっか」
et「…う、うん……」
酔い覚ましも兼ねていたので、2人でいつもより遅いスピードでゆっくり歩く
お酒を飲んだからなのか、ya君はいつもより落ち着いていて、声のトーンも低く、少し耳に馴染まない。だが、嫌な声ではなく、すごく心地よい声質だった。
ゆっくり歩きながらいつものように他愛のない会話をする。だが、
今日はいつもとは違う。
ya「rnの結婚式良かったね」
これだ。
et「そーだね〜」
ya「etさんまじ泣きだったもんね、笑」
et「だって、…rnのスピーチだよ?
泣いちゃうに決まってんじゃん…」
ya「やーい、泣き虫」
et「yっya君だって涙ぐんでた癖に」
ya「ぎくっ…」
et「っふ、はは、笑」
ya「……、笑」
やはり酒を飲んだからか、
頭が回っていなかったのだろう。
気がついたら口に出ていた。
et「ya君の結婚式、楽しみだなぁ…」
その時に気づいておけばよかったのだ。
なのに…私は呑気にペラペラと、
et「ね、もしya君が結婚式
あげる時が来たらさ」
et「友人代表スピーチ、私にやらせてよ」
ya君からの返事はなかった。
その時にやっと頭が冴えてきて、
はっとした。いつもだったら「えぇ〜やだぁ〜w」とか、「んー、まぁいいよん」とか
……ふざけた回答が帰ってくる。
それなのに、今日はどこか違う。
…………他にやってもらいたい
相手がいたのだろう。
そう悟った瞬間、胸がなぜかキュッと
した感覚があり、不快感を覚えた。
だが、そんなことは気にしていられない
私は一刻も早く彼に謝らなければ、
出しゃばりな事をし、彼を困らせた。
なんて無責任な女なんだ。
et「……ごめん、出しゃばったわ、… 」
et「…ya君……。」
空気は最悪。
彼からの返事は無く、
軽く俯いたまま何も言わない。
どうやら、 私は彼の1番の
友人ではなかったらしい。
それは酷く、私には辛く
そして無慈悲にも、尖った
ナイフのように心を潰した。
___________________________________
【悲報】「主、力尽きる。」
続き次回書きます……😭
コメント
2件