イツキ「だぁ゙ッ!💢」
イツキ「やってらっれかぁ゙ッ!💢」
レイコ『そんな怒んないでよ~』
イツキ「そもそもッ!俺じゃなくて女のお前がすりゃいいだろッ!!💢」
レイコ『ん~…私だったら怪しまれちゃうでしょ~』
レイコ『こんな大柄女いないしw』
イツキ「お前サラッと俺がチビって言ってるよな?」
レイコ『ぁ゙っはははははッ!ww』
イツキ「覚えとけよぉ゙ッ…!」
レイコ『にしてもそんな大声ばっか出してて良いの~?w』
イツキ「……この部屋は防音になってるらしい…防犯カメラとか盗聴器があるかさっき確かめたが…」
イツキ「逆に気味が悪くなるくらいにない…」
レイコ『いや…どっかにあるでしょ……』
レイコ『流石にいきなり来たメイドを警戒しないわけがない…』
イツキ「……ここはメイド寮があるらしいが…俺だけ別部屋だ…」
レイコ『……盗聴器とか防犯カメラじゃなくて…』
イツキ「いやいや…それはないd((((」
__「らぁ~…」
イツキ「バッ!」
__「ら…コロン…」
イツキ「……」
__「らッ…らぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ!!!」
イツキ「逃がすかボゲぇ゙ッ…ガシッ!」
__「らッ、らぁ゙ッ…!涙」
イツキ「さてと…」
イツキ「んで…あのニット帽にそう言われたんだな?ジトッ…」
__「らッ!らぁ゙ッ!」
レイコ『てかよく話し通じるね』
イツキ「何となくだ、ジェスチャーは思ったよりコイツ上手いぞ」
レイコ『え~、画面越しだけどめっちゃ可愛いじゃ~んw』
イツキ「よし、今日からお前は俺の下僕だ…分かったな…?」
__「らぁ゙~…涙」
レイコ『うわぁ~…慈悲の欠片もない…引』
イツキ「うっさいぞ外野…」
レイコ『でもさ~?下僕にしろ何にしろ名前あったほうがいいでしょ』
イツキ「下僕1号」
レイコ『あと何匹下僕つくるきよ』
レイコ『泣き方がら~だもんね~…』
レイコ『らーちゃん!』
ら-「らぁ…?✨️」
レイコ『ほら~wこっちのほうが反応可愛いじゃんw』
イツキ「どうでもいい…カチッ…」
イツキ「フー🚬」
レイコ『それで…?いつサーバーを壊すの』
イツキ「……出来れば明後日には帰りたい…だからサーバーは明日が今日中に壊す…」
レイコ『アンタに限って下手なことはしないと思うけど…』
レイコ『殺しは私がするからアンタは黙ってみててよ』
イツキ「……そのつもりだ…フー🚬」
イツキ「おい、下僕」
ら-「らぁ゙!」
イツキ「お前は俺らが城から出ていったら好きにしろ…」
イツキ「明日今日だけは…俺の下僕だ…スタスタ」
ら-「らッ、らぁ゙ッ…」
レイコ『じゃね~♪プツン…』
イツキ「……ジュッ~…」
イツキ「……はぁ゙~…」
イツキ「神さんってのはこうもッ…w」
静かな怒りは部屋に溢れる
ただほんの少し
悲しそうな瞳をする彼は
どこか儚かった…
イツキ「いいな?俺が壊す間レイコはトラップ装置をぶっ壊せ」
レイコ「りょ~、」
レイコ「てかさっきのらーちゃんは?」
イツキ「……ここだ…スッ…」
ら-「らぁ゙ッ…ガタガタ…」
レイコ「あははw怯えてる~wツンツン」
イツキ「んなのどーでもいい…さっさと行くぞ…スタスタ」
レイコ「あいあ~い♪」
レイコ「スッ…」
イツキ「……」
レイコ「”美しく咲き誇る華を邪魔する枝木は”」
レイコ「”己の首を切って償え”」
バチッ…バチチッ!
イツキ「よし…防犯カメラは全部削除できたな」
イツキ「レイコちゃん、その調子で頑張ってくれよトンッ!」
レイコ「へいへ~い」
イツキ「(後は制限時間までいけるか…」
イツキ「(にしても不気味すぎるな…」
イツキ「(あの敏感な人外共がこれに気付かないなんて…」
イツキ「(いや…これ事態が罠という可能性は?」
イツキ「チッ…本当に腹のたつ相手だ…ジトッ…」
フィーレ「……フー🚬」
何時の日か忘れたが
私を好いたばかりに死んだ男が居た
その男は本当に怖いもの知らずの馬鹿だった
魔女である私を恐れようともしない
アホで馬鹿で明るいお調子者
でもそんな奴は唯一私と同じ接点があった
それは逸れもの
私は人外からも人間からも恐れられ嫌われ
あいつは道化師だと笑われ苔にされ嫌われ
きっと私もアイツも探してたんだ
同類を
そんなアイツは…今どこにいるんだろうか…
もう子供もいるんだろうか…
フィーレ「はぁ゙…グシャッ…!」
30年前__
フィーレ「……また来たんだね…ダンッ!」
__「えへへ~…w」
フィーレ「何回言えば分かるんだいッ!💢」
フィーレ「ここへ来るなと前も言ったろうッ!」
__「だって街は退屈なんだも~ん」
__「街と違ってここは面白い!未知がたくさんだ!」
フィーレ「ここはお前のために用意した空間じゃないぞッ!💢」
__「とか言っていつも入れてくれるじゃ~んw」
フィーレ「それはお前がいつも街の奴らを引き付けて来・る・か・ら・だッ!💢」
フィーレ「分かったらさっさと帰んなッ!」
__「やだよ~だwねぇねぇ!魔女様のお話を聞かせてよ」
フィーレ「無理だね~だ!わたしゃ煙草と金以外の貢物がなきゃ話してやんねー((((」
__「ニコニコ…((煙草」
フィーレ「……何の話をしてほしいんだよ…ムク」
rd「んじゃあね!」
rd「~~~~!」
それは”若き元人間”と”魔女”の話_____
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コメント
1件
そこに繋がりがッ!? 天才の人の思考回路は凡人の私にはわかりません…(泣)