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アメ日帝です。
NL注意
日帝視点
初めて会った時、心臓が止まるかと思った。整った顔、青空のような蒼い目、スラッとした身体。まるで神の使いのようで、誰もが見惚れていた。
アメリカ「Hello!はじめましてだよな?俺、アメリカ合衆国。アメリカでいいぜ。」
日帝「えっと…///////大日本帝国だ。日帝で構わない。宜しく、アメリカ。」
上手く言えただろうか。声が震えていて、顔が紅かったから下を向いてしまった。引かれてしまったかもしれない。
それから、アメリカはよく私に話しかけてくれるようになった。話の話題はだいたい私の知らないことだ。彼の国は世界中の民族で構成されているらしいから多方面への知識がある。特に私の国から真反対(アルゼンチン辺り)の国の話は面白かった。ついつい沢山の質問をしてしまい、実に充実した時間だった。
ある日の事だった。私はいつも通りアメリカの元へにいた。するとアメリカにあるものを渡された。
日帝「…これは?」
アメリカ「知らないか?俺の国で開発された物なんだ。寿命はあんま長くないが、これ一つでめっちゃ便利だぞ。」
日帝「ありがとう、……あ、これ電話も出来るの?」
アメリカ「of course!メールも出来るぜ!やってやるよ。」
彼に色々してもらって、連絡ができるようになった。通信料?って言うのは彼が払ってくれるらしい。申し訳ないんだが…
これはスマホと言うらしく、この一つで世界中のあらゆる事を調べられるし、音楽だってきける。
アメリカ「これからはそれでも連絡しようぜ。世界中何処にいたって大丈夫だろ?」
日帝「あ、ありがとう…///////」
それからスマホでも連絡を始めた。メールがきたらついつい顔が緩んでしまう。私にとっては至福の時間だ。だって好きな人とのメールなんだもの。
日帝「あ、またメールだ。」
アメリカ[今度日本に行くんだが、そのついでに会えないか?]
日帝「嘘っ!!?日本にくるの!?」
想像するだけで胸が高鳴る。周りからみたら今の私はただの恋する乙女だ。直接会うのは久し振りで、長い事会えていない。
日帝「楽しみだなぁ……///////」
そういえば長い間彼の笑顔はおろか顔も見れていない。今度から写真を取ろう。何時でも見れるように。忘れないように。これからも思い出みたいに保存したい。一人じゃなくて2人で。
彼が私を笑顔にしてくれる。
彼の笑顔が私を照らしてくれる。
ああ、やっぱり、貴方は______
ありがとうございました。
最後の台詞の続きは想像にお任せします。