4月28日はほしのの誕生日らしいよ🥳⁉️
これはもうみんなお祝いとして黄水か紫桃ほしのに提供しなきゃだめだよね(嘘です)
𓏸 黄水
𓏸 R18
𓏸 水赤前提
𓏸 アイスバース
𓏸 👑・🦈→ジュース、🍍→アイス
アイスとジュースが結ばれたらアイスは溶けて死に、ジュースはその後悔に苛まれながら生きていく。
そんな、客観的に見て可哀想だねで終わるような白昼夢のような御伽噺。
甘くて幸せそうな名を第二性につけたくせに結末は最悪で、言わば初見殺しのようなもの。
🦈「なつくんはこさめのこと好きなの?」
🍍「…….言えない」
そんな状況下に自分と想い人が置かれるなんて、思ってもみなかったから。
🦈「…..いいよ、なつくんが溶けちゃってもすぐにこさめも迎えに行くから」
🦈「アイスなんでしょ?好きになった人のことなんて見てればわかっちゃうよ。」
ふたりとも裸足になって、無造作に引いたり押し寄せたりする波の上に立ち尽くす。
こさめの右手となつくんの左手は固く恋人繋ぎで結ばれて、青い海が太陽に照らされてキラキラと光沢を魅せる。
🍍「…..こさめは溺れて死ぬん?」
🦈「なになつくんが同情しちゃってんの?笑」
🦈「…..溶けちゃうなつくんもよっぽど怖いんだよ、こさめの心配しないでよw」
溶けたなつくんはそのまま海に攫われ波の一体となり、こさめはその上で舞い踊るように身を海へと預ける。
死に方は違えど場所は同じだもん、なつくんの後を追いかけるのも苦しくないよ。
🦈「…..ね、こさめのこと好き?」
🍍「…..す、…..き」
恐る恐ると言わんばかりに、重たい口をゆっくりと開いてこさめが欲していた二文字を吐いた。
🦈「…..うん、こさめも好き」
好きと好きが行き交いして、ふたりの想いが結ばれたらアイスは溶けちゃうんだ。
もうなつくんは、海の一部となっちゃうんだ。
…..なんて、いくら考えても考えてもなつくんの体は溶けずに変わらないままだった。
🦈「…っ絶対に、りょうおもい…っ、だと思って、た…のに、ぃ…っ、」
👑「…..うん、うん…..」
あの後の事は覚えていない。
ただ今はみこちゃんに抱きしめられて、温もりを感じながら反吐を吐く。
泣きすぎて自分が何言ってるかすらよくわからないのに、みこちゃんが聞き取れるはずもない。
だけどずっと同情してくれて、背中を優しくさすってくれるせいでまた余計に涙が溢れては止まらない。
🦈「…っこさめは、ほんとに…好きやった、のに…っ、」
👑「…..うん、」
アイスとジュースが結ばれたら溶けるということは、言い換えればアイスとジュースが本当に愛し合っていなければ溶けないということ。
つまり、なつくんは最初からこさめのことなんて好きじゃなかった。
そんなことが好きの二文字でわかってしまうなんて思ってもみなかったから。
🦈「…っもうどうしたらいいか、わからへん、っ…」
👑「…..俺じゃだめ、かな」
想定外の言葉が上から降ってきて、思わずこさめは顔をふっとあげる。
泣き顔を見られたくないなんて思考が消え去るほどに衝撃的だったから。
👑「俺はアイスじゃない、から…その、消えることは無いっていうか…..」
👑「えと、でもほんとにこさめちゃんのことがずっと好きで言ってるわけで…っ!」
慰めと告白を同時にしているせいで、あたふたとこんがらがりながらも手を優しく握ってくれる。
あまりにもおかしくて、愛おしくて。
🦈「…..慰め方下っ手くそ、」
🦈「もぉ涙引っ込んだわ、みこちゃんってほんまにあほなんちゃう?笑」
あわあわと開いたり空いたりするみこちゃんの口に、優しく唇を落とした。
そのまま首に手を回して、黄金色の大きな瞳をじーっと見つめる。
👑「え、あ…..こさめちゃ…/」
🦈「…..今度こそ、ちゃんと慰めてよね」
みこちゃんに顔をずいっと近づけ、そのまま鼻と鼻をぴとりと合わせた。
すぐ近くから感じるみこちゃんの熱を含んだ甘い吐息と、ふんわりと香る柑橘の香りが心地よくて。
👑「…..がんばる、/」
今度はみこちゃんからと言わんばかりに上から降ってきた唇を頬で受け止めた。
🦈「ぁ、っう、…ゃ、…..♡」
🦈「みこちゃ、っ…../(涙目)」
弱々しくシーツをきゅっと握り、ゆるゆると腰を動かすこさめちゃんが今までにないくらい愛おしくて。
👑「俺はここにおるよ、っ…♡」
🦈「っう、…ぁ、…!?♡//」
さっきまでどこに居たのかは知らないが、こさめちゃんからは鼻をツンと刺激する塩素のにおいが少しだけ香る。
🦈「っん、は…っ、…♡」
🦈「は、…っう、…あっ…/(涙目)」
あくまで傷を埋めるという体で、自我は最小限に抑えて優しさを忘れずに刺激を与える。
でも、やっぱり俺によって快楽を得てくれているんだと思うとどうしても欲求が溢れてしまう。
👑「…っは、…..はぁ、♡」
🦈「やら、っやぁ…っみこちゃ、…♡」
🦈「ぅ、いく、…っ…ぃぐ、…/♡」
長年片想いを拗らせてきた相手だ。
こさめちゃんを泣かせたことには両手放しで感謝は出来ないが、こうしてこさめちゃんとひとつになれているから悪くは無い気もする。
👑「え〜、まだだーめ、っ…♡」
🦈「っやら、…っやだ、…♡」
きっとこさめちゃんはまだ頭の片隅でもなっちゃんの事を考えてしまうと思う。
でも、それでいい。
🦈「ん、ぁ…っ…う、…♡」
🦈「みこひゃ、…っみこ、…♡」
少しずつでいいから、どんどん俺色に染まっていけばいい。
アイスとジュースなんて概念に囚われず、俺だけを見ていくようになればいい。
👑「…っかわいい、♡」
🦈「っや、…っう、〜〜〜゙…っ、♡」
カラダが溶けて死んじゃうアイスなんかと比べ物にならないくらい、もっと熱くて甘い恋情で心も身体も俺が溶かしてあげる。
だって俺、ジュースだし。
🤍あとがき
自分で読み直して何言ってんのかさっぱりだったので話の流れ置いておきます🖐🏻💧
理解出来た人絶対いないよねごめん
①赤さんは溶死、水さんは溺死を図る
②結ばれて死ぬはずだったアイスの赤さんが溶けないことによって、赤さんの好きは嘘だったことが発覚
③空いた穴を黄さんに慰めてもらう(色んな意味で)
④黄さんに堕ちる
という水赤からの黄水えっちルートでした!!アイス食べたいやばいお腹すいてきた
コメント
30件
ほんまに赤くんが好きじゃなかったんかな、……水くんが謀ってたり……とか考えながら読んでた!笑 水くんは黄くんを好きになってしまって、もともと好きだった赤くんの事好きじゃなくなってしまった。でもそれを直接言うのは嫌やから、全部赤くんのせいにしてしまおう……的な?笑 全部るなの妄想です⌯᷄︎ ̫ ⌯᷅︎ 誕生日✨️おめでと🎉 いっぱい愛あげちゃう〜ㆁ̴̶̷̤́ ̫ㆁ̴̶̷̤̀
後書き無くでもあたしにはほしのちゃんが描きたいこと綺麗に伝わってきたよ😎♡← 前のアイスとジュースのやつで結構切ないなーーってなってたんだけど今回まさかのジュース×ジュースは凄すぎた😭😭 赤くんの嘘が2文字だけで分かるように再現するのも上手すぎるし何より水くんが黄くんに堕ちるの最高に好きなペアで😭😭😭💖 またほしのちゃんにハジメテ取られちゃった…🥹←← お誕生日おめでとうの言葉は誕生日当日まで取っときます😘♡
誕生日おめでとうございます!✨️🎉🎉🎉 いつも尊いの塊の小説ありがとうございます!✨️(語彙力皆無) ちょっと前からほしのの小説を見始めて文章力と語彙力と想像力が神すぎるし性癖ぶっ刺さるしで最高です!💕🥹 ほしのはあおあおの尊敬様です!🫶 これからも応援しています!✨️