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⚠️前置き⚠️

初投稿です。

オクトエキスパンションを脱出した後の3号♀と8号♂のお話です。〖カプ要素マシマシ〗

ちょっと8号くんが少しネガティブです。

──────────

貴女に会えたのは本当に偶然だった。シオカラ節のグルーヴを魂に宿したタコなんて僕以外にも沢山いるはずだろう。…そんな事を考えていると、ふと隣から声がした。

「8!?何ぼーっとしてんのよ。今日は一緒にリーグマッチに行くって約束だったじゃない!」

「ワッ…!!ゴメンナサイ、いまスグ準備シマス。」

彼女は僕が考え事をしている間、ずっと呼びかけてくれていたのだろうか。

大きなため息をつき、眉間に皺を寄せてこっちを睨んでいる。彼女にはすまないことをしたな。と心の中で考えながら、ギアを揃えて武器を選ぶ。今日はどうしようか。

僕は1つのシューターに目をやる。«オクトシューター» 僕がまだイカ達の世界に来ていなかったころから愛用していた武器だ。

「8。それ、流石に人前で使ったダメだからね。」

後ろから彼女の声がする。オクトシューターなんて、イカ達の前で使ったら不審に思われると思ったのだろう。

「ワカってマスよ。3号サン。」

彼女にそう返事をして、チャージャーを担ぎ、リーグマッチの部屋に2人で入る。

そうすると、すぐに対戦相手が集まった。バトルが始まる音が鳴る。

僕はすぐさま後衛に回る。3号さんはシューターを持って前線をはる。いつもどうりの立ち回りのやり方だ。いつもどうり、と言っても3号さんが無双する事がほとんどだ。

「3号サン、キれいだなぁ。」

そんな独り言を呟きながら、やっと僕はバトル集中し始めた。

──────────

バトルが終わりの笛が鳴る。僕らのノックアウト勝ちってところだ。

やっぱり、バトルの成績表を見ると3号さんの成績が1番目に飛び込んできた。やっぱりどのイカタコ達よりずば抜けている。当の本人はというと、相手のチームや味方の2人組に囲まれている。彼女にとってはこれがいつもどうりの様で、少し自慢気に笑っている。

で、僕の成績はというと中の下ぐらいだ。お世辞にも凄いとは言えない。正直、なんで3号さんは僕とリーグマッチを組んでくれるのだろうか?。僕としては、3号さんと組んでいるのに、こんな平凡の成績を晒してペアとして恥ずかしいと思っている。それに、3号さんと並ぶような強いイカタコ達なんて沢山いるはずなのに、なんで僕と組んでくれているのだろう。偶然、あの場所で出会っただけのタコなのに。

「8!!ねぇってば!ボッーとしてないで、早くどこかお店にでも寄って帰りましょ?」

「っ!!!??あぁ、3号サンデシタカ…すみませン。今かラ行きましょウ。」

そんなぐちゃぐちゃな頭の中を、3号さんに切り裂かれて僕はロビーをでた。最近こんな事ばっかり考えているな…。そんな事を考えながら、3号さんがよく行くカフェに寄る。

「2名様ですか?」

「はい。」

「では、空いているお席にどうぞ〜。」

2人で席に座って、注文を済ませて彼女と雑談をする。

「そういえば、8って最近ボッーとしてるわよね。………何かあったの?良ければ、聞かせて欲しいわ。…」

「…!?」

予想してなかった質問をされて、身体が動いてしまった。明らかに動揺してしまった。

でも、貴女にこんなぐちゃぐちゃな心を晒す気持ちになれなかった。



次に続く。

──────────

カプ要素結構ゴリゴリに入れちゃいました…( ‘ω’; 三 ‘ω’ ;)”

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