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芥川兄妹，敦君の過去ちょっと想像（捏造？）してます
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
6時間目，ボク達がテストをしている間ずっと殺せんせーは壁パンの様なものをしていた
因みに赤羽君はよりによってボクの隣の席になった
雫じゃないだけ良いけど…
三村「さっきから何やってんだ殺せんせー？」
矢田「さぁ…」
雫「壁パンじゃないかな？」寺坂の隣
メアリー「…ﾁｯ煩い」本来の律の席
スカーレット「まぁまぁメアリー，落ち着きなさいな」メアリーの隣
アイ（作者）「律の席は諸事情によりアメリア姉妹の後ろになったよ！」
敦「あはは…」本来の律の席の隣
作者煩い
後寺坂君，席変わってくれないかな
磯貝「ああ…さっきカルマにおちょくられてムカついてるのか」
スカーレット「触手が柔らかいから意味無いけれど…」
メアリー「ブニョンブニョンうるさい殺せんせー！！
小テスト中なんだからさこっちは！！」
殺せんせー「こ，これは失礼！！」
まぁボクは答え書き終わってるけど
先程から後ろから視線を感じてる
チラッと真後ろに居る芥川さんを見る
芥川「（放課後甘味を食いに行くぞ）」口パク
！やった
楽しみだなぁ…
雫「（ルイスは兎も角もしかして芥川さんって…）」悟り
寺坂「よォカルマ
あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」
村松「またおうちにこもってた方が良いんじゃなーい」
赤羽「殺されかけたら怒るのは当り前じゃん」
其れはそうだね
赤羽「寺坂，しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ」
ドン，と寺坂君は机を叩いた
寺坂「な，ちびってねーよ！！
テメケンカ売ってんのか！！」
芥川「煩いぞ
キャロルが驚いて吐血したでは無いか」
あ，本当だ口から垂れてた（気付いて無かった）
ハンカチでその血を拭う
赤羽「（体弱いの本当なんだ…）」事前に言われていた
殺せんせー「こらそこ！！
テスト中に大きな音立てない！！」
千葉「（自分の触手に言ってくれ）」
今千葉君の心の声が聴こえた気がする
赤羽「ごめんごめん殺せんせー
俺もう終わったからさ
ジェラート食って静かにしてるわ
あ，チョコレート味までは食べれないからキャロルさんにあげる」
何処から出したの？
先程までは持ってなかったよね？
まぁいただきます
『…じぇらあと…ありがと…ｹﾎｯ』
全員「（ジェラートが上手く言えてない！）」
じぇらあと美味しい…
芥川「キャロル，じぇらあとじゃ無くてジェラートだ」
『あれ，そうなの？ｹﾎｯ』
エリス嬢やアリスはそう云ってたからてっきりそうだと思ってたんだけど…
殺せんせー「ダメですよ授業中にそんなもの
って，キャロルさんもう食べてる…
まったくどこで買って来て…」
あれ，固まった
殺せんせー「そっそれは昨日先生がイタリア行って買ったやつ！」
『え，御免なさい…』
赤羽「あごめーん
教員室で冷やしてあったからさ」
殺せんせー「キャロルさんは知らなかったものの！
ごめんじゃ済みません！！
溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んで来たのに！！」
赤羽「へー……
でどーすんの？殴る？」
殴りはしないと思うけどな…
殺せんせー「殴りません！！
残りを先生が舐めるだけです」
気持ち悪い…
メアリー「（ドン引き）」
スカーレット「ルイス嬢早く食べた方が良いのでは？」
芥川「超生物…流石に今回ばかりはキモイぞ…ｺﾎｯ」
殺せんせー「流石にキャロルさんのは食べませんよ！！」
そう云いながら殺せんせーは近付く
そして前に来た時先生の脚の触手が溶ける
対先生弾BB弾，何時床に散りばめたんだろう
赤羽「あっはー
まァーた引っかかった」
赤羽君は殺せんせーに向かって対先生弾を放つ
殺せんせーはギリギリで避けた
赤羽「何度でもこういう手使うよ
授業の邪魔とか関係ないし
それが嫌なら…俺でも俺の親でも殺せばいい」
殺せんせー「……」
親を…自分を…ふざけないで…
雫「…………（ｷｭｯ）」
敦「？ルイス…？雫ちゃん…？（何か2人の様子が可笑しい）」
赤羽「でもその瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない
ただの人殺しのモンスターさ」
そう云い乍ら赤羽君は殺せんせーにジェラートをぶつける
赤羽「あんたという「先生」は…
俺に殺された事になる
はいテスト
多分全問正解」
赤羽君は殺せんせーに答案用紙を投げ渡す
殺せんせー「！」
赤羽「じゃね「先生」〜
明日も遊ぼうね！」
赤羽君は帰ろうとする
双白「『待って』」
ボクと雫は何時の間にかそう声を掛けていた
雫「駄目だよ赤羽君！
簡単に自分や家族を差し出しちゃ」
赤羽「別に良くない？」
良くあるものか
『ボクとお兄ちゃん…中島さんは孤児院育ち
そして芥川さんと銀さんは貧民街育ち
ボク達は家族とかは無縁の生活をしていたんだよ』
赤羽「え？
急に何？」
芥川「人を殺さなければ自分が殺され明日を生き抜く術など無い」
銀「生きていたいから殺した時もあった
でも仲間は全員死んだ。殺された」
E組「＿＿！？（過去が重過ぎる！！）」
芥川「そして僕（やつがれ）達はなんやかんやあり今はポートマフィアだ」
E組「（その間のなんやかんやが気になる！
そしてポートマフィア？！）」
芥川さん省略しすぎ…
殺せんせー「な，中島さん達は孤児院で育ったから流石にそこまで酷くないですよね？ね？！」
え，滅茶苦茶ビビってる…
敦「どうだろう…脚に釘を刺されたり火傷を負わさられたりされてたから…う…（ｶﾞﾀｶﾞﾀ）」
『大丈夫？お兄ちゃん…ｺﾞﾎｯ』
お兄ちゃんは恐怖で体が震え始めた
E組「（グロすぎる！！！）」
殺せんせー「え，キャロルさんは…？」
『…毒を飲め，自分を刺せとか…ｺﾎｯ』
E組「ひぃっ！？」
『お前には生きる価値が無いとか云われた事もあったかな…ｹﾞﾎﾞｯ
いやぁ，懐かしいなぁ…ｺﾞﾎｯ』
E組「なんでそんな懐かしそうに？！」
殺せんせー「え，院長とかは…？」
『院長が1番ボク達に暴力などを払っていました故…ｺﾞﾎｯ』
殺せんせー「その人は今…」
敦「ｯ…死にました」
E組「えっ…」
『車に轢かれて亡くなりました
…ボク達に花束を贈るために態々ヨコハマに来て…でも会えぬまま…花束を贈れぬままね…』
ボクは新聞には載らなかったけれど，きっとお兄ちゃんと一緒に居ると思ったのかな
今となっては確かめる事は出来ない
けれど花束は二つあった
…そういう事なのかな
E組の皆や殺せんせーは悲しそうな顔をしている
『ま，要するに家族とかは大事にしなさいって事』
雫「な，何度聴いても慣れないよぉ…
でも，私も同じ事を云おうと思ってたの
もっと大事にしてあげて」
双白「『じゃなきゃ大切なものが無いその人生は生きる意味なんて無い退屈なものじゃ無い？』」
太宰さん，貴方の言葉，お借りします
『もし自分を憐んでいるのなら…
自分を憐れむな…ｹﾞﾎﾞｯ
自分を憐れめば人生は終わりなき悪夢だよ…ｺﾞﾎｯ』
敦「その言葉…（僕が太宰さんに云われた…）」
『ま，ボク達の言葉は心の何処かに留めておいてね』
不思議と咳は出なかった
でも他の症状が出て来た
『なんか…具合悪くなってきた…
帰る…』
芥川「僕（やつがれ）も帰ろう
病人1人では心配だ…ｺﾞﾎｯ」
敦「説得力無いぞ？」
結局全員で帰った
〜翌日〜
ボク達はただ静かだった
朝なのに珍しく静か
そんな中殺せんせーが入って来た
殺せんせー「おはようございます」
磯貝「……」
皆返信をせず黙（だんま）りだった
殺せんせー「…ん？
どうしましたか皆さん？」
教卓には蛸が（殺せんせーじゃ無いよ）ナイフで刺されていた
蛸が勿体無い…
赤羽「あごっめーん！
殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ
捨てとくから持ってきてよ」
自分で持って行った方が疾いんじゃ無いかな？
殺せんせー「………わかりました」
殺せんせーは蛸を持ち何処からかドリルを持って来て触手に着けて回転させていた
いやアレドリルじゃ無い…？
回転させてるだけかな…？
赤羽「！？」
因みにボクはお決まりかの様に驚きで吐血した
メアリー「ルイス嬢，血を拭いましょうね」
スカーレット「薬も飲みましょうね
普段飲んで無いでしょう？
ほら，首領（ボス）調合の吐血しにくくなる薬ですよ」
ありがとう，と其れを受け取って水で飲む
其の間に殺せんせーはミサイルと紙袋を持って来た
危ない，むせて薬吐き出しそうになっちゃった
殺せんせー「見せてあげましょうカルマ君
このドリル触手の威力と自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」
そういえばこの前猟犬の副長のてる子さん（漢字変換出来なかった…）と雫とお茶会してる時に殺せんせーへのミサイル発射失敗してたって云ってたなぁ…
（其々の組織は大体顔見知り&暗殺教室に通って居る事は知ってる）
殺せんせー「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」
そして赤羽君の口に放り込まれたのは…熱々のたこ焼き
赤羽「あッつ！！」
赤羽君はあまりの熱さにたこ焼きを吐き出した
殺せんせー「その顔色では朝食を食べていないでしょう」
ボクも食べてたいな…たこ焼き
任務組「（凄い食べたそう！）」
殺せんせー「マッハでタコヤキを作りました
これを食べれば健康優良児に近付けますね」
赤羽「……」
悔しそう
殺せんせー「先生はねカルマ君手入れをするのです
錆びて鈍った暗殺者の刃を
今日1日本気で殺しに来るがいい
そのたびに先生は君を手入れする」
あ，たこ焼き全部食べた…
食べたかったなぁ…
任務組「（見るからに落ち込んでいる！）」
殺せんせー「放課後までに君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう」
目を付けられちゃったなぁこの感じだと
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