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みんなが落ち着き一気にクラスが静かになった,赤木先生が話し出す
「はい,静かになったな,まぁみんな新しい環境に戸惑ってると思うけど,そのうち慣れるから,」
先生はそのうち慣れると言っていたけれど本当に慣れるのか?と私は疑問に思いました,そんな不安はありつつ 初めての授業になりました,
「はい,みなさん初めまして!国語を担当する本薫です,よろしくお願いします!」
女性の優しそうな先生だった,先生の自己紹介を適当に聞いていると横の席の子がいきなり話し出した
「うるっせーよwつまらん自己紹介なんかすんなよクソ教師ww」
心臓の鼓動が早くなる感覚がした,こいつ何言ってんの?と思い隣の席の蓮くんの顔を見た,蓮くんにつられほかの子も先生に暴言を吐き始めた,私は困惑した,小学校のことは先生を呼び捨てにするだけで廊下に引きずり出されていたので,,,そんな事件はありつつ初めての授業は終わりを告げました
ー休み時間ー
次の授業の準備をして,ひと息ついていた,,
「ねぇねぇちょっと来て!」
と友達に呼ばれた
「ん?どしたの?」
「ねぇりいあ,これ私のロッカーに入れて来てくれない?」
え、自分で行けばいいじゃん,,,の一言がでなかった,
「うん,わかった!」
私はいそいそと友達の教科書を片付け,なんだか苦しくなった,,
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り次の授業が始まる,先生への罵倒から始まり,先生への罵倒で終わるこの授業と言えないような授業,,そして次の休み時間もパシリとして使われた,,,
こんな中学生活求めてないよ,,心の中で何度も呟いた,
それから約1ヶ月,初めてのテスト週間が始まった,,,