ソ連視点
「ゴク…、」
少し冷めたココアを口元に運ぶ。
自分には少々甘ったるいが、珈琲を切らしていたのだからしょうがないだろう
ふと思い事があり、窓越しに外を見つめる。瞳に映る外は一面銀世界、足元が埋まりそうな程に積もった白い雪を見ているだけでも、何か寒さが伝わってくる様だ…
息を吐くと窓の端が白く曇り、またすぐに透明度を増したいった。
「…さみ。冬だな……」
窓に手を置くと伝わってくる真冬の感触
何か既視感も覚えた様だ、雪がより積もり、また夜空の月が高度を下げる間。昔の記憶を少し懐かしんでいた
「……、旧国は現国の終わり…、」
マグカップの底に残ったココアを飲み干す。
「だったらなんなんだろうな、旧国の終わりって。」
そう呟くとキッチンへと足を運んだ。
真冬の寒さは身一つでは乗り越えられない、温かいココアとでも日を待つ事にしよう…
昔…ずっと昔にした争いであり自身の終わりの日、その日もこんな様だった気もする
それでも随分前の事だ、もう関係はないが
「もう争うことすら、できないんだしな…」
初投稿の駄作ですが、最後まで読んでくださりありがとうごさいました…!!
まだ投稿の仕方等も模索中の初心者ですが、よければまた覗いていってください…💕
回覧ありがとう御座いました🙇
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