ワンクッション
・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・赤黒である。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
ーーーーーーー
綺麗だと思った。
我ながら子供のような表現の仕方だとは思ったが、『綺麗』以外に言葉が見つからなかった。ピッタリだと思う。
彼は、本当に綺麗だ。
りうら「あにき〜!!」
悠佑「おかえり。」
りうら「ただいま!!」
悠佑「手、洗ってな」
りうら「はーい!」
悠佑「で?どないしたん?」
りうら「あのさ!今から外出よ!」
悠佑「え、なんで?お前さっきまで外出てたやん…しかも手洗ったばっかやん…」
りうら「あにきと散歩したくなったの〜!!」
悠佑「い、いや、俺はええけど…家の事もあるし…」
りうら「ねぇ!いいじゃーん!!お願いお願い!!」
悠佑「で、でも、…」
りうら「いいじゃーん!!」
悠佑「…」
悠佑「……少しだけな、?」
悠佑「で、どこ行くん?」
りうら「来て!」
ー数十分後ー
悠佑「ここ、って〜…」
りうら「そこら辺にある並木道!桜咲いてる訳じゃないし、イチョウもまだまだ!」
悠佑「え、じゃあなんで来たんよ…」
りうら「え?ん〜…」
りうら「…この感じが好きだから。」
悠佑「…?」
りうら「あにきも、よく見てみたら分かるよ。きっとね…」
正直、言っている意味が分からなかった。
桜も咲いてなくて、もみじもイチョウもまだまだ。
それじゃあこの並木道の何がいいんだ?
と、思ってしまった。
よく見てみたら…?
あ。分かったかも。
俺もこの感じ、好きだ。
言葉では言い表せない感じ。
綺麗、?美しい、?
どんな言葉で表したらいいのか、分からなかった。
でも、簡単に言うんだったら、絶佳。(ぜっか)
木漏れ日、というか、日の光に反射して数々の葉が鮮やかな緑色。
これはきっと、写真でも、絵の具でも、色鉛筆でも、音でもない。目で見た方が良い奴だ。
りうら「…分かった?」
悠佑「うん…綺麗。」
言い表せない感じも綺麗だ。
あぁ、これ、本当に好きかも。
けど、1番綺麗なのは、きっと彼だろう。
これは少女漫画によくある展開とかではなく、ただ純粋にとっても綺麗だと思った。
緑、似合うなぁ…
突然消えてしまいそう。儚い。
そんな印象。
きっと彼には、人形姫が似合う。
愛する人のために、大好きだからこそ、その人のために泡になって消えてしまう。
とても悲しくて、美しい物語。
悠佑「…なぁ。」
りうら「ん、?」
悠佑「…絶対、急に消えたりとか…やめてな?」
りうら「なに、突然w」
悠佑「いや、ちょっと…」
りうら「…りうらは、消えたりしないよ。」
悠佑「保証なんて出来ないやん…」
りうら「じゃあ、行動で示すよ。絶対あにきから離れないから。」
悠佑「……絶対なん、?」
りうら「うん。絶対。約束するよ」
悠佑「…約束なんて、すぐに無くなる。」
りうら「え〜?w」
貴方が綺麗で、少しだけ不安になった。
綺麗すぎるのも良くないな。
ほぼ有害物質。俺にとっては毒でしかない。
本当にやめて欲しい。心臓が持たない。
悠佑「なぁ、りうら?」
りうら「ん?」
悠佑「…りうら。」
りうら「なに?」
悠佑「りうら…」
りうら「どうしたのw」
悠佑「りうら、…」
りうら「なぁに?」
悠佑「だいすき。」
りうら「え突然過ぎない!?かわい!!」
悠佑「雰囲気ぶち壊すなや…」
りうら「いや、だって可愛かったんだもん!!」
悠佑「はいはい。」
りうら「あ!信じてないだろ!!」
悠佑「信じとるって。よし。帰ろか。」
りうら「えー!もうちょいここにいようよ〜!」
悠佑「もう昼飯の時間。用意せんといかんやろ。」
りうら「確かにそうだけどさ〜!!💦」
……赤りうらもええけど、緑りうらもええな…//
りうら「いや、そこはみどりうらでしょ!!」
悠佑「はいはい。」
〜end〜
絶佳・・・風景がすぐれていて美しいこと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事もとても嬉しいのですが、フォロワー様が徐々に増えていっているという事実。なんだかとっても嬉しいです。
本当にありがとうございます。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!