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kymnk
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kym side
ぼーっと ソファに座っていると 、 ニキくんが俺の隣に ぽす 、 と 音を立てながら 勢い良く 座ってきた 。
「 ン 、 どーしたの ? 」
『 … ン 〜 、 ? 』
『 別に 、 笑 』
そっかあ 、 なんて言いながらさりげなくにきくんの肩に頭をこつん 、 と置く 。
『 … ふは 、 笑 』
『 今日は 甘えたさんなんだね 笑 』
「 ンふ 、 今日はそういう気分だったの ! 笑 」
俺がそう言うと ぶぶ 、 と ニキくんのスマホが揺れる 。
… 誰 ?
誰からの連絡なの ?
そんな不安が次々と心の中に湧いてくる 。
俺の気持ちはよそに 、 通知の内容を確認する にきくん 。
『 ぁ 、 ぼびーからだ 、 』
… せんせー かあ 、
『 … ね 、 きゃめさん 、 』
「 … なあに 、 」
『 … ぼびーの連絡先 、 要るかなあ 。 ? 』
そんな質問をしてくる 。
答えなんか1つしかないと思うんだけど 。
「 … 要らなくない ? 笑 」
俺がそう言うと ぱあ 、 と 目を輝かせて 、
『 … そーだよね 、 要らないよね ッ 、 ! 』
そう言って直ぐにせんせーの連絡先を消す 。
「 … にきくん ? 」
『 なあに 、 ? 』
「 … 俺以外の人間なんか 、 ニキくんの人生に必要無いよね 、 ? 」
「 俺と一生一緒に居てくれるよね ? 」
「 居てくれない 、 なんて言う時には 、 ニキくんを殺して俺も死ぬからね 、 ? 」
そうニキくんに問いかけると 、 ニキくんは目を少し細めて微笑む 。
『 … 当たり前じゃん 。 笑 』
『 きゃめさんこそ 、 俺の事裏切ったら 許さないし 、 周りの人間全員消してから一緒に消えよーね ? 』
『 そうやって約束したもんね ? 』
ああ 、 そうやってニキくんからの愛を感じることが出来て 、 これ以上幸せなことないよ 。
「 … うん 、 うん ッ 、 ! ♡ 」
「 俺 、 もうニキくん以外の連絡先持ってないの 、 ! 」
「 … ニキくんだってそうでしょ ? 」
「 … そうだよね ? 」
「 正直 、 せんせーの連絡先を持ってたのも嫌だったけど … 」
「 もう消してくれたから何でもいいやあ 、♡ 」
『 ふふ 、 当たり前だよ 、 』
『 俺ももうきゃめさん以外の連絡先 、 全部消したよ 、 ? 』
『 これからは 、 俺達2人だけ 、 だからね 、 ! 』
ああ 、 俺 、 こんなに幸せで良いのかな ? 笑
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