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ゆしら「んん…?」目が覚めると見知らぬ場所に居た。ここは建物の中だろうか…でもボロボロになっている。
??『誰か〜!居る〜!?』
聞き覚えのある声が聞こえる。そして足音は近づいてくるそして……
ゆはら『あっ!?ゆしら!?なんでここにいるの!?』
ゆしら「ゆ…ゆはらさん!?」
やっぱり『ゆはら』さんだった。どうやら『ゆはら』さんも、目覚めたらここにいたらしい。でも…どうして…?
ゆしら「ねぇ…なんか声聞こえない…?」
ゆはら『なんか…この声聞いたことあるような…』
“はぁ〜…誰かいないのかな〜”
“そうですね…誰かいるといいんですが…”
ゆしら「この…声って…もしかして…」
ゆはら『もしかしたら…』
その足音はどんどん近づいてくる。そして声をかけられる。
ゆか〘えっ!?ゆしらさんとゆはらさん!?〙
くじら[なんでここに!?]
その声の正体は〘ゆか〙さんと[くじら]さんだった。
ゆしら「なんか私たち、目が覚めたらここにいてさ〜」
ゆか〘私たちと同じじゃないですか!?〙
くじら[私たちも目が覚めたらここにいたんです!]
あれ…そういえばゆかさんのほかに…あの二人は?
ゆしら「ゆかさん…ゆーてんさんとこーてんさんは?」
ゆか〘ちょっとはぐれちゃって…途中でくじらさんと会ったんです。〙
ゆはら『へぇ~…そうだったんだ…』
ゆしら「……」
ゆはら『ん?ゆしら…?何でぼっーとしてるの?』
私は今、見てはいけないものと目が合っている。
天井から黒い穴が現れて、その中からゆはらさんの見た目をしている化け物が出てきた。でも顔が普通じゃない。片方の目には小さな目が沢山ある。それに…手足がない…?私は恐怖で体が動かなくなる。その化け物は私のことをずっと見つめている。恐怖の瞳で。
くじら[あー…ゆしらさん?何で天井をずっと見てるんですか…?]
ゆしら「…!?」
我に戻った。目をこするとそこにいたはずの化け物は、もう居なかった。見間違いか?それとも幻覚か? 後もう少しで狂うところだった。
ゆしら「ご…ごめんちょっとぼっーとしてた…」
ゆはら『あぁ…もうびっくりした〜良かった良かった。』
『ゆはら』さんが私の肩を優しく叩く。
みんなを心配させないようにしなきゃ…
それにしても…〘ゆか〙さんと[くじら]さん…何か隠しているように見える…気のせい?
はやくこの悪夢から抜け出さなければ。