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恋って言うから愛に来たよ .
ピロンと通知が鳴り響く
「 誰だろ 」
さりげなくスマホを手に取る
通知の正体は
彼氏だった
その微笑ましい文を見て1人でふふっと笑ってしまった
*「 さしぶりー!元気してる?俺超元気!そっちは?さしぶりに会いたいな~今原宿いまーす!* 」
「 元気だよ!悠仁が元気で良かった!いいね、原宿!私も会いたいよ、、悠仁不足、、、」
私は遠距離恋愛中
相手は東京
私は宮城
彼は転校した
その時は凄く悲しかった
*「 絶対遊びに“来い”よ!* 」
「 うん! 」
沢山の涙を含んだ私の目を彼は優しく拭ってくれた
「 じゃあ、またな! 」
今私は新幹線に乗ってます
向かっている場所は“東京”
サプライズで彼氏に会いに行く
だって彼氏が“来い”って言うから
それと今ちょうど彼氏が原宿にいるし
びっくりするかな
そんなことを考えてたら東京に着いた
方向音痴の私をいっつも揶揄った癖にちゃんと案内してくれる
けど、今はいないから迷子になっちゃう
色んな人に原宿の行き方を教えてもらった
*「 ありがとうございます* 」
“ありがとうございます”って今日何回言ったんだろう、、、
何とか原宿に着いた
ブラブラしながら彼氏を探す
「 ふははっ笑 」
懐かしい笑い声
見つけた彼氏を
「 悠仁! 」
「 んえっ!? 」
「 さしぶり笑 」
「 さしぶり! 」
「 何よ虎杖彼女? 」
「 そうだけど 」
「 … 」
「 はっ? 」
「 もしかして、言ってない? 」
「 うん笑 」
変わらない笑顔
相変わらず眩しい
「 まじでビックリした~ 」
「 ふふふっ笑 」
「 えっと~、虎杖の彼女さん?2人で観光してきなよ! 」
「 え、いいんですか? 」
「 もちろん! 」
「 私会うだけのつもりだったので、、、 」
「 いいのいいの!楽しんできて! 」
「 ありがとうございますっ! 」
ありがとうございますカウント+1
その後は2人で観光した
すっごく楽しかった
さしぶりのデート
「 今日、来てくれてありがとう 」
「 いーのいーの 」
「 私が会いたかっただけ笑 」
「 でも遠いじゃん 」
「 そんなの全然気にしてない! 」
「 今度は俺が会い行くよ 」
「 楽しみにしてる 」
「 大好き 」
夕日が私たちを照らした