コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
side お涼
ヤケに今日は元貴と若井がソワソワしてる?
なんだろう、とその時は気にしなかった。
「涼ちゃんさぁ、」
元貴が僕に向かって言葉を放つ。
「なんかやって欲しい事とかないの?
おねだりしたりしないの?」
「???え???」
元貴が急にこんな事を言ってくるもんだからびっくりした。
「涼ちゃん…え?じゃないよ。」
全くなんの事を言ってるのか…分からない。
「若井ぃ、…もうこのド天然ダメだよ。」
ほんとにどーしたんだろー。
「今日、…涼ちゃん誕生日だよ!?」
あ、、忘れてた…
「忘れてたって顔してる。」
「だからッ、…いつもありがと…/」
元貴…珍しい。
「大好きだよ…?」
ウソだろ…あの元貴が…?!
嬉し過ぎる。
「涼ちゃんおめっと!いつもあーと。
へへへっ、」
若井ィィィ…!
鼻の下を擦って誇らしげ。
いつの間にか俺の頬は緩んでいて、
笑っていて、…それで言うと、ちょっと瞳が潤んできて…それで言うと、嬉しくて…
「ありがとう…2人とも…!」