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ヤクザの性処理になりました。
番外編。
ななジェルで『空想エレクティカ』
地雷注意
R18,にはなんない。
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GO
貴方は親に捨てられた事があるだろうか
要らない子だと言われたこと
投げ捨てるように追い出されたこと
貴方にはあるだろうか、
もしあったのだとしたら、
一緒に旅に出かけない、?
楽しい旅路に。
俺等非日常な旅路をさ、
一緒に見よ、?
きれいな夜空、
光り輝く太陽。
何時もより綺麗に見えるはずさ。
さぁ、おいで、?
怖くなんかない。
ゆっくり旅の準備をしよう。
そうしたら、
ゆっくり再生を早めてみて、?
きっと、
楽しい楽しい旅が
君を待ってる。
怖がりな自分なんか、
流れ星みたいに消しちゃえ、
今の自分を無くして、
新しい自分開花させちゃおう。
そしたら枯れないよう水をやろう
萎れないよう愛で飾ろう。
探しに行こう。
西へ、
君の価値も愛も知らない
親なんか、負け格なんだから。
影も形もない人生
後戻りできなくなる前に、
変えて、
明るくて意味のある人生へ。
約束だかr、、、
プツッ、、
そんな音と共にさっきの明るい音が消える。馬鹿馬鹿しい音声が消えて、
清々しい気分だ。
適当に流したテレビから流れる。
よくわからんアイドルの、
よくわからんお約束。
誰が行くかあんなもん。
そう言いテレビの真正面にある
小さなベットから足を出す。
床は散らかりすぎて、
足の踏みがないがまぁ良いだろう。
俺の名は橙。
(あっ、リスナーのみんなからだと、
後のジェルくんかな、?)
不登校の高校1年生。
だった青年だ。
だったっていうのは、
まぁ理由は簡単で、
親に捨てられそこら辺の
ホテルに寝泊まりしてるから、
((今は廃墟になった家に、盗んだテレビ入れてます。(何でテレビ点くかは気にすんな。)
学校は足早にやめたってだけ。
捨てられた理由は至って簡単。
学校にいかないから。
反抗期でキモいから。
ただそれだけ。
学校に行っていれば、
きっと、寛大で偉い優等生だろう。
まぁ、そんなレッテルは、
兄と姉に全部取られたわけで、
頭が悪い。
愛想がない。
ウザい。
反抗期。
顔だけが取り柄。
そんな簡単な理由で捨てられた。
最初の頃は怖くて怖くて、
不自然な動きでネカフェ行って、
逃げるように帰って、
『君独り、?』
って聞かれたら、
嘘言って逃げて、
、、って逃げてばっかじゃん。
何処に逃げんの、
居場所も、家族も、恋人も、友達も、信頼も、愛情も、信用も、人気も、頭脳も、愛想も、価値も、なんも、
無いこの俺が、
誰に助け求めんだよ、
助けてくださいなんて、
夢みたいに曲がるし、
人望ないやつが言っても意味ない。
将来は、『なんかのプロになる~』
なんかって何、?
わかる、?
これと同じ、
『助けて』
何で助けるの、?
ね、?
おしまいだよ。
誰にも言えないんだよ。
何もない人には。
吐き散らしたところで意味なくて。
流れ星みたいに消せないの。
信頼がない。を
信頼がある。には、
変えられないの。
『無い』は消せないんだよ。
治せないんだよ。
気付いた時にはいつもの場所にいた。
悲しいとき。
焦っているとき。
此処にいるだけで安心する。
廃病院の地下一階の男子トイレ。
此処にいるから。
俺はまだ形を保てるんだ。
何時もは、
自分の足音が五月蝿いほど響くのに
今日は違った。
隣の個室に誰かいる。
シャカシャカと、古いゲームの音が漏れる。
カチカチと、コントローラーの音がする。
誰かな、?
そう思って話しかけた。
どうせそろそろ自分も流星になる予定だし、
礼儀とかは捨てた。
『誰、??』
その途端に、声が返される。
スプレーで描かれた紫のもふもふ兎と
橙色の羊、
ハートなんかが描かれた、
ひび割れたトイレの壁、
その向こうから声がした。
多分、西側。
『名乗るのはあんたからでしょ』
生意気な声がして、苛立ちが起こる。
なんだコイツそう思ったが、
多分生意気なこいつも、
なにかワケがあるはずだ。
落ち着くように深呼吸して、
静かに言う。
『橙。高1。』
とだけ言った。
、、彼が、今後人生を変えると、
思っていなかったから。
生意気な声は繰り返される。
『紫。中3、!!』