ただえっちにさせたかった
オメガバース
🟩がラットになります
朝起きたら、身体がとんでもなく暑くて、目眩がした。フラフラする足は何故からだおくんの部屋に向かっていて、気付けばらだおくんのベッドに散乱した服の中に身体を埋めていた。
こんなのまるで、ヒートの時のらだおくんみたいじゃないか…?
らだおくんの匂いと、銘柄の匂いが混ざって体がぶる、と震える。今日は元々俺だけ休みだったから、らだおくんは出勤してる、けど、我慢できない。本能がらだおくんを求めてる。
らだおくんに電話をかけたところから、何も覚えていない
ドリーさんから電話がかかってきて、夕食の話かななんて思って電話に出たら、荒い息と、弱ったような声
「どうしたの?」
『ん、…ごめん、らだおくん、かえって、これる?』
「…?わかった。ちょっとまっててね。」
チル中の雑談から抜けて、本署を出た、後ろからやいのやいの聞こえるけど、聞こえないふりをしておく。 退勤して、私服に着替えて個人用の車に乗る。
少しすれば家に着いて、扉を開ける、とりあえず鍵を閉めれば、甘ったるい匂いが肺を満たす。ぶる、と体がそれに反応して、腰が抜けそうになる、何だコレ、自分のフェロモンじゃない、…?
急いでドリさんを探す、もしかして、浮気…?俺以外のΩを連れ込んでる?
寝室には居ない、…あれ、俺の部屋の扉が空いてる。
ゆっくり扉の奥を覗き込もうとすれば、手首を勢い良く掴まれてベットに押し倒された。勢いがすごくて脳が振るわれる、状況が理解できないまま、唇に熱い感覚。 唇を食まれて、舌が入ってくる、舌が俺の舌に絡まって、口の中を味わられる。
これは、いつものドリさんのキスの仕方。
本能的に体が警戒心を解いて、身体を委ねる。いやまて、明らかに様子がおかしい。
「どっ、どりさんっ!…どうしたの、」
『ごめん、今すぐ、…欲しい、』
ふと周りを見れば、周りには俺の服が散乱していて、ドリさんのいつもの余裕が感じられない。もしかして …ラット?
気付けば完全に中を慣らされて、唇を奪われて、背中や首に目印を付けられて。
多分、 今日だけは、絶対に理性を保たないといけない。俺がここで理性を飛ばせば、きっと…
『いれるよ、』
体が壊れる。
「ふ、ぐ……はあっ……♡…どりさん、…ごむっ…!つけてないっ…!!!♡ 」
『もうない…ごめん、…ちゃんとピル飲ませるから…っ♡』
「っ゙…く、…そ、…♡…」
数時間、多分六時間はたった、部屋に入り込む日が欠けて、薄暗くなってきた。
いつも入れられない結腸を容赦なく突かれて、バチバチと視界がブラックアウトする。苦しくて痛いくらいの快楽がとめどなく押し寄せてきて、理性がギリギリのラインで保たれている。
周りには俺の服と、使い終わって結ばれたゴムが散乱していて、後で片付けないと、なんて変に冷静になった。
それもつかの間、結腸奥に大量に射精されて、生暖かさが腹の中に伝う、どんどん出されたものが子宮へ流れ込んでくる。
やばい、…もう、持たない、…
そう思った時、ドカリとドリさんの体重が自分にのしかかってくる。体に鞭打って、体を起こしドリさんを見れば、気絶してるじゃないか!!もう!!!!
数時間前よりかは匂いも落ち着いている…終わったのか…?…とりあえず…ピル飲まなきゃ、…妊娠したら仕事なんてできない。
ドリさんを優しく隣に寝かせて、地面に足をつく、途端に身体に力が抜けて、床に倒れ込んだ。
強い衝撃の後のことは、覚えてない。
今起きたドリーです。マズイ、とてもマズイ。
散乱した服やゴム、カピカピの身体。そして日付を跨いだ深夜1時。そして床にぶっ倒れてるらだおくん。
そりゃ、みたらパニクるよね、急いで顔色の悪いらだおくんをベットに寝かせる。腰が痛むけど、明らかに俺より大丈夫じゃなさそうならだおくんに比べれば身体に針が刺さったくらいの痛さ。
ひとまずらだおくんを風呂に入れて、搔き出せる限りの液を出す。冷たい体をお湯で温めつつ、体を洗ってピカピカに。服を着せて一旦共用の寝室へ寝かせる。らだおくんの部屋の片付けをしなければ。
俺が出したらだおくんの服は全部洗濯に出して、換気をして、ゴミはゴミ箱へ。シーツも布団も洗濯しなきゃ。
一時間かけて掃除を終わらせる、そうすれば、らだおくんが眠っている寝室から大きな物音、急いて駆けつければ床にらだおくんが転がっている。
『どうしたの?!大丈夫!?』
「う…ゲボ吐きそう…」
『あーーっ!!!ごめんっ!!これ、ゴミ箱に吐いて、大丈夫。ごめんね。』
多分おなか壊しちゃったな、まだ妊娠はしてないはず、ピル飲ませなきゃ。
ゴミ箱にしがみついてえずくらだおくんの背中をさすって、ピルを飲ませて…。
「つかれた、…肩いたい、背中いたい。腰痛い、頭痛い、お腹痛い。」
『看病させていただきます。』
4日は看病させてもらおうかな…
おしまい
肩は噛み跡だらけ、精子で腹を壊すわ、突かれすぎて子宮は痛いわ、腰は砕けるし背中はどりさんの引っ掻き後、そして倒れた時の頭痛、めちゃくちゃだあ
その後どっちも風を引いて2週間仕事を休んだとさ。
(同僚が家に来て看病された。)
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