君が愛を殺すなら

少女レイ自己解釈

水&白メイン

青さん序盤屑味強めです

ご本人様には一切関係ありません。

序盤は超胸糞になりますが、最後は綺麗に収めます。

最悪でごめんなさい。

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💎「信じてたのに。馬鹿。」

そう言って笑った君の顔はずっと脳裏に焼き付いている。

君を残して遮断機が降り、汽笛を鳴らす列車が君の真横に迫って、

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🐇「っ、あ”ぁ…ッ…！！」

絶叫と共に目を覚ます。見慣れた天井に伸ばされた自分の手。

それは何も掴むことなく力無く落ちる。

🐇「…あぁ…、…夢やんな…」

じっとりとかいた湿った汗に現実に引き戻される。

否、言い方を変えればさっき見た夢も現実だろう。

🐇「夢、……やったら良かったんかな…？」

1年前の出来事。

消し去れない記憶。

さっきの夢は、僕が見た事。

聞いた事。

実際に目の前で起きた事。

…僕の行動が君を殺したこと。

僕を追い詰めるきっかけになった出来事。

🐇「…今日、月曜日……？」

地獄というものは、週の始まりのバルコニーから始まる。

ふとそこに目を向けると、

手すりに揺れるのは彼とお揃いで買ったあのキーホルダー。

🐇「いやぁ”…ッ…やめて、もう嫌や…ッッ！！」

あの日捨てたはずのソレは、嘲笑うように揺れていた。

それは僕にとっての悪夢の始まり。…もう居ない彼への、懺悔の時間。

1年前。

愛情は狂い、彼は死んだ。

蝉が五月蝿く泣き喚く、ある夏の日の事だった。

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