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マジで好きすぎてニヤニヤが止まらん…"(∩>ω<∩)"!!!!!! Part3も楽しみに待ってます!!!!!
Part2はここまで!
次回のPart3もノベルで書きます
何卒宜しくお願いしますm(*_ _)m
それでは本編スタート∠( ˙-˙ )/
(5セット目から始まります 飛ばしてすんません)
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5セット目開始前
摩浪は軽い跳躍をし気持ちをリセットさせる
摩浪『集中、集中』
銀島「摩浪」
摩浪が振り返ると銀島が頭を撫で、肩を揉む
銀島「体の力抜き」
摩浪『はい』
深呼吸をし首を回す
銀島「よし大丈夫そうやな」
摩浪『ありがとうございます』
銀島「摩浪なら出来る頑張り」
摩浪『はい 行ってきます』
銀島「ん」
歩き出した摩浪が止まり振り返る
摩浪『( *¯ ꒳¯)b』
銀島「ふはっ(可愛ええ)」
摩浪『よし』
宫治「元気になったな」
摩浪『はい というか元々元気です』
宫治「そうか?集中し過ぎてすんごい真顔やった」
摩浪『え、ヤダな』
宫治「でも今は大丈夫やな」
摩浪『勿論』
宫治「俺にトス上げてくれるか?」
摩浪『はい』
宫治「楽しみにしてるな」
摩浪『頑張ります』
最終セット開始 摩浪からサーブ
摩浪『(ここ大事な場面だけど、やりたい)』
摩浪は井闥山コート内の1人をじっと見つめる
するとその1人と目が合う 古森だ
摩浪『(元也くん、勝負です)』
古森「(狙われてるー)」
エンドラインから離れる
ボールを高く上げ、助走に入る
そこから床を蹴り大ジャンプ
ボールに力を込め叩く
古森「っ!(やばい強烈過ぎ)」
ボールはコート外へ出ていく
リベロ古森を狙い、サービスエースが決まる
摩浪『やった』
宫侑『ナイス!』
摩浪『✌︎︎(* ॑꒳ ॑* )』
古森「( °◊° )…ヒエー アレ取らないと始まんないな」
佐久早「取れないとか言うなよ」
古森「言わねえって次は取るから」
摩浪『(次は取るとか言ってるなー元也くん)』
『(なら次はラインぎりのとこに打つか)』
どこに打つか悟られないように摩浪はボールと相手コートを真っ直ぐ見つめる
もう一度、軽い跳躍をしリセット
ボールを高く上げ、またも強烈なスパイクサーブ
古森「! (めっちゃギリ狙ってるけどINだ)」
レシーブをする古森
稲荷崎コートへかえってくる
赤木「チャンスボール!」
赤木のAパスは侑の元へ届く
摩浪はひたすら周りを見て何時でも動けるように構えている
侑のトスから尾白のスパイク
しかし佐久早がレシーブ
摩浪『(すぐに来る、周りを見ろよく見ろ)』
井闥山セッター飯綱をじっと見つめ
ボールの行方を目で追う
摩浪『赤木先輩、半歩下がって!侑先輩は右に2歩ズレて!』
摩浪の声に反応し、2人は移動
摩浪『(大耳先輩と尾白先輩がクロスがっつり締めてるから、このまま待ってれば)』
『(ストレート以外の道は断たれる)』
相手は焦るがフェイントを仕掛ける
摩浪『(そのパターンも予想済みです)』
そこから治へトス
摩浪『治先輩』
治のスパイクが決まり稲荷崎1得点
摩浪『ナイスキー』
宫治「ナイストス」
宫侑「フェイント来るって分かってたんやな」
摩浪『あっち側の3番さんはクロス打ちが得意でストレートが苦手な方ですからね、得意のクロス側に強壁2枚があれば、ストレートまたはリバウンド、さっきのようなフェイントが来るかもなど、色んなパターンを考えてたんです』
宫侑「色んなパターン想定した上で、俺らに指示送った訳か」
摩浪『すみません』
宫治「謝る必要ないで、動きやすかったしな」
するとツムサムは摩浪の頭をわしゃわしゃし始めた
摩浪『わっ』
宫侑「一緒に頑張るが楽しいんやろ?」
宫治「俺らも楽しいで」
摩浪『はい』
宫侑「にしてもアランくんと大耳さん、クロスがっつり締めてたな」
尾白「摩浪から予め言われてたんや」
大耳「あっちの3番がスパイク打つ時はクロス締めて、ストレートは開けて欲しいって」
摩浪『お2人を頼って正解でした ありがとうございます』
途中経過 28-27稲荷崎リード
摩浪『(次決めれば、俺らの勝ち)』
赤木「摩浪」
振り返るとまた顔をもきゅもきゅされる
赤木「(っ ॑꒳ ॑c)モキュモキュ」
摩浪『んむ (⧿⤚⧿))』
赤木「集中すんのは良いけど肩の力抜く」
摩浪『はい』
赤木「大丈夫、勝てる」
摩浪『もちろん』
コート内の雰囲気がピリついている
特に摩浪は、鋭い眼光をしていた
井闥山からのサーブが稲荷崎コートへ
赤木「オーライ!」
赤木がレシーブした直後
摩浪『センター』
宫侑「摩浪」
摩浪『(高い、完璧)』
ブロックの上をいくスパイクを打つ
床につく前に古森がレシーブし拾う
摩浪『(スパイクくる、早くブロックしないと)』
ライト側にいる大耳の横につき、高く飛び
佐久早を阻もうとする
摩浪『!』
佐久早の目線と手の動きを見て、摩浪は咄嗟に手を下ろす
ボールはコート外へ
ピーッという音が響き、稲荷崎に点が入る
稲荷崎の勝利かと思われた、その時
摩浪『:( ‘-‘ ):ブルブル』
下を向いたまま摩浪が手を挙げている
尾白「摩浪?どないしたん?」
摩浪『、、、、、、、、した』
尾白「え?」
摩浪『ボール、、触りました、、』
そう、佐久早が打ったスパイクがブロックアウトを狙ったものだと分かった瞬間に摩浪は手を下ろしたしかし、指先が軽く当たっていたのだ
このことには主審も気づけなかった
あの時黙っていれば稲荷崎に点が入っていただろう
だが摩浪は自己申告した
摩浪『ごめんなさい 』
大耳「大丈夫 摩浪の判断は間違っとらん」
摩浪『全員が真剣にやってる中で、隠すのは失礼なことだって思ったから 本当にごめんなさい』
尾白「この試合に本気で向き合っとる証拠や だから取り返すで」
摩浪『はい』
摩浪は気持ちを切り替えた
軽く跳躍し、深呼吸を2回
摩浪『ありがとうございます もう大丈夫です』
尾白と大耳に背中をさすられ、摩浪は前を向く
「もういっぽーん!」の声と共に、井闥山コートからボールがくる
侑を狙ったサーブ
たが彼は高校NO.1セッターだ
ファーストタッチでも安定した完璧なトスを上げる
トスをあげた先には摩浪がいる
視線だけを動かしコート中を見渡す
摩浪『( ’ ‘ ≡ ’ ‘ )』
ふとレフト側を見て腕を伸ばす
相手ブロックはレフトへ走る
摩浪『残念((ボソ』
ボールに軽く触れ、相手コートに落とす
ダンッという音の後に笛の音が鳴る
宫侑「ふはっ!ナイスツーアタック!」
摩浪『ツーってやり出したら癖になりますね』
宫侑「ふっふ、せやろ?」
摩浪『でも俺は侑先輩のトス打つ方が良いです』
宫侑「嬉しいな」
29-28
再び稲荷崎のリード
摩浪『(同じ失敗はしない)』
笛の音と共に、ボールが井闥山コートへ
摩浪『(元也くんは本当にレシーブ上手)』
宙を舞うボールと井闥山コート6人の動き・位置をよく見る、そして
摩浪『(臣くんがレフト側から攻撃、、なら)』
さっきのように指示を送る
(<前衛>侑、尾白、摩浪
<後衛>治、赤木、大耳)※こんな感じ
摩浪『尾白先輩、侑先輩ストレート締めて!赤木先輩と治先輩はクロス方向に!』
『大耳先輩は半歩前!』
摩浪の指示通りの位置につき
ボールを追いかける
宫侑『ワンチ!』
赤木「オーライッ!」
赤木がレシーブしたタイミングで全員が元の位置に戻り、次の動きへ
摩浪『ライト』
その言葉から摩浪の真剣さが伝わった
これで決める、俺に上げて下さいという躍起
表情も声の大きさも変わらないのに
圧倒的強さを感じてしまう
摩浪『(高く高く)』
床を渾身の力で蹴り、上へ上へと飛ぶ
摩浪が高く飛んでいるため照明の光が目に入る
相手チームはその眩しさに顔を歪める
摩浪はその瞬間を見逃さない
摩浪『俺らの勝ち ((ボソ』
腕を振ると、ボールはバンッという音を立て
床に落ちる
そして間も無く笛の音が鳴る
試合終了 稲荷崎の優勝
会場中が湧き上がる
笑顔、悔しさに涙を流す、興奮して声を上げる人など様々な感情が渦巻く
摩浪『優勝したんだ、、、、嬉しいな』
宫侑「ナイスキー!!」
背後から摩浪をハグし頭を撫でる
摩浪『とっと、、危ねえ転けるかと思った』
赤木「いっぱい頑張ったな!偉いで!」
摩浪『はい』
宫侑「嬉しくないんか?」
摩浪『嬉しいですよ 嬉しくてビックリしてて、なんか、もう逆に落ち着いちゃって』
宮治「摩浪らしいな」
角名「ね でも安心するよ」
摩浪『あー、やばい』
尾白「? どっか怪我とかしたんか?」
摩浪『違います 何だろう、楽しくて仕方ないです』
大耳「それなら良かった」
摩浪『あと、、、、』
銀島「あと?」
摩浪『先輩らめっちゃカッコイイなって σ(-ω-*)フム』
北「かっこいい?」
摩浪『試合見てて思ったんですよ プレーは強いし輝いてるし、もう最強過ぎない?俺の先輩らってなるんですよ しかも励まされる度に男前だし優しいしThe頼れる先輩だってつくづく思うわけで、、、、』
赤木「摩浪ー?どしたんやー?」
摩浪『え?』
赤木「めっちゃ真顔で早口で褒めてくれるから」
摩浪『あら失礼、かっこいい先輩らについて語りたくなってしまいまして』
北「それはまた後で聞かせて貰おかな」
摩浪『はい 本当にありがとうございます』
摩浪は満面の笑みを浮かべ立ち上がる
インハイ決勝戦
稲荷崎・優勝
〈Part2〉𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
Part3もお楽しみに