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「嫌われ者になりたい」
今日は珍しく早起きをした。15時半。特に予定もなく、今日はゆっくりしよう。そう思っていたのに、
『プルルルル プルルルル』
スマホが鳴る。
(こんな時間に誰だよ…)
『場地圭介』
俺はすぐにスマホを手に取った。
玲音「何…?」
圭介「あ…その声、今起きたばっかか?」
玲音「そうだけど…」
(圭介の声は好きだ…)
圭介「今から会えるか…?」
(圭介は、俺が寝起きが悪いのを知っている。なのに、連絡するってことは……急用だな)
玲音「……すぐ行く」
圭介「おお、…場所は……って言わなくても分かるな」
玲音「うん…」
(圭介と俺は、いつどこで何をしてるか全て共有するようにしている……今回は、あそこか)
公園にて
圭介「お、来たか…」
俺はいつも通り、長袖長ズボンにフードを被っている。
玲音「……日差しが強いな…」
圭介「普段、夜しか行動しないお前からしたら、結構強いだろうな」
玲音「午前中は人が多いし、日差しが強いから嫌いなんだ」
玲音「……で、何かあったのか?」
圭介は、俺とこんな話をするために呼び出した訳では無いはずだ。
圭介「あ、あー…俺、芭流覇羅入るわ」
玲音「……嘘つけ」
圭介「……はぁ〜やっぱお前は騙せるわけないよな」
そして場地は、俺に全て話した。どうして芭流覇羅に入らないといけないのか。東卍に稀咲鉄太というヤツがいること。そいつが裏で何か企んでること。
玲音「…分かった。…で、他には」
圭介「お前にも、一緒に芭流覇羅に入って欲しい。 」
玲音「俺はもう、喧嘩するつもりは無い」
圭介「…今回だけ、頼む…」
(場地が、俺の話を聞かないなんて……余程、東卍が大事なんだな)
玲音「……分かったよ……でもどうやって?」
圭介「……芭流覇羅に知り合いがいる」
(まさか……)
芭流覇羅の溜まり場にて
一虎「……玲音!!」
(やっぱコイツか……)
場地「……一虎、玲音が引いてんゾー」
一虎「…2人して、どうしたの?……しかも、場地に関しては、東卍に入ってんだろ 」
場地「……東卍ならとっくに抜けてきた…
芭流覇羅に入りたい」
一虎「……俺がそれを信用すると思ってんのか?」
(だから、俺を連れてきたんだろ)
玲音「……俺も入る」
一虎「……は!?れ、玲音も!!?」
玲音「……声がでかい…」
半間「ナーニ話してんの?」
(でかいの来たな…)
一虎「この2人が、芭流覇羅に入りたいって……」
半間「へ〜…ならテストをしよう」
半間「そこの……場地?はテストするぞ」
一虎「…玲音は合格だって…そりゃそうだよな、まさか玲音まで入ってくれるとは思わなかったもん」
(俺だって、入るつもりはなかったし…)
数時間後
千冬「ば、場地さん!!!……玲音さん?」
(久しぶりにあの顔見たな)
半間「よーし……始めるか」
一虎「なんか場地…楽しそうだな♡」
(場地……辛そうだな)
数分後
武道「なんで!場地くんは創設メンバー何ですよね!?」
場地「……だからどうした?……そこにいるヤツも創設メンバーだぞ」
武道「……え?ど、どうして!!」
一虎「……俺はマイキーが許せない…マイキーを殺す」
玲音「もういいだろ……」
半間「ああ、いいぜ… 」
玲音「帰るぞ…場地」
場地「……おお」
玲音の家にて
場地「すまねえ……お前を巻き込んぢ待って」
玲音「もういいよ……それより」
場地「…ああ、……ン…チュッレロレロ…チュッ」
玲音「……ンッ…アッ…ンッ…」
俺と場地だけの秘密。誰にも言わない。
玲音「ハッ……壱番隊隊長様がハァこんなにエロいハァなんて俺しか知らないだろうなンッ…アッ」
場地「……今はお前の彼氏だ…」
場地「俺の事なんて、お前が知ってればいい」
玲音「……ンッ…アッ♡……トロン*♡」
場地「……お前のこの顔も俺だけが知ってればいい」
(知らないだろ場地……俺がお前に抱かれる度、どんなこと考えてるかなんて)
(いつか……お前と離れないといけない時があることも……)
(でも……今だけは……お前といたい)