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メイド「も、申し訳ありません！！
どうか…どうかお許しを…！」サッ
？「んー、どうしよっかなぁ……その子は?」
『申し遅れました。私、今日からメイドとなりました。ルーシーでございます。』
？「あっそ、なんで突っ立ってるの？」
『…頭を下げる時ではないなと思いまして』
メイド「ばっ、あなた…！！ 申し訳ありません
コンタミ様…！」
コ「今君と話してないよ。黙って。
ねぇ、ルーシー。どうしてそう思った？」
ニコニコ
『…きも、』
コ「ははっ、」
メイド「…。」
『あ、すいませんつい。どうしてと言われますと、言葉の通りです。わたしはそちらのメイドから指導を受けていた。そこにあなた様が通りかかったのです。なにも問題はありません。』
コ「…指導、ねぇ、まるで指導とは思えないけど？」
『いいえ、立派な指導ですよ。この国の現状を知れましたし、今頃休憩室にいる無能な方々より、余程しっかりと教えてくださいました。』
メイド「…！」
コ「…我が国の国王、幹部、全体の名誉を下げるような内容を教える必要は、あったの？」
メイド「っ、も、申し訳…」
『あると思いますが?頭を使ってください。』
コ「…」
『自分が仕えている国なんですよ？現状を知らないでメイドをするなんて馬鹿なことできません。逆に何も知らない無知なメイドだったらよいのですか？なんの使い物にもならなそうですけれど』
コ「…君、相当鼻につくね、癪に触るというか」
『自覚はあるのでご安心ください。
仕事に戻ってもよろしいですか？』
コ「…いいよ。止めて悪かったね」コツコツ
コ「ｯﾁ、」
…
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