番外編は、本編の『はじめまして』のセフレになってから関係が深まっていく『密な時間』の間のお話しです。
◆◆◆◆
保育園での勤務が終わり自宅へ帰宅した。今日はバーは休みの日。千景が僕の家へ来る事になっている。
自宅のチャイムが鳴り、ドアを開けると千景が立っていた。
「すまん。残業だったわ。」
「うん。」
千景と会うペースは他の二人よりもスパンが短い。すでに僕の家にもすっかり来なれている。千景は僕の家にある壮一の洋服は絶対に着たくないらしく、着替えは持参して定位置にスタンバイする様に勝手に決めたらしい。クローゼットの一角に千景コーナーが出来た。
壮一やジュリの所へ行ったり、仕事で疲れている日は断るけど、それ以外はほぼほぼ千景が来る。そんなにセックスが好きなのか…。僕も人の事は言えないけど、千景もなかなかだと思う。
・・・・
都希くんとの約束をしていたのに残業になってしまい、俺の持てる力の全てを使って猛ダッシュで終わらせた。一緒に居られる時間が少し減ってしまった事が悔やまれる。部屋に入ると、珍しく都希くんはゲームに夢中?になっているのか相変わらずボーっとしながら淡々と人気タイトルのRPGゲームをプレイしていた。
俺は珍しさもあって、その姿を観察した。ダボっとした部屋着におろした髪、体育座りで膝を抱えながらコントローラーを握っている。ちっさ!この人は本当に6個も歳上なのか?ガン見してても気付かないとかどんだけ集中してりんだよ。
家に来た時くらゲーム機には普通に気付いたし、昔も好きって言ってたからやるとは思ってたけど、キャラクターの装備もなんかイカついし、レベルもかなり高い。都希くんはめっちゃゲームをやり込むタイプという事が分かった。どうやら今はひたすらダンジョンの中でレベル上げをしている最中らしい。どう見てもボーっとしているだけなのに、うっすら隈がある横顔に不覚にもちょっとキュンとしてしまう。
今のこの顔が、過去の俺とのセックスの気持ち良さで崩れてダラけた都希くんの表情と被って立ちそうになってしまった。都希くんが相手だとどうも下半身のコントロールが効かなくなる。
「都希ー?まだやんの?」
「うん。あと少し…。」
「ふーん。」
都希くんがまだ黙々とレベル上げをしている間に、風呂に入ったり、動画を見たり、部屋に転がっているファッション雑誌をパラパラ読みながら飲み物を飲んで待つ。
「この雑誌、好きなの?」と、聞いてみると「貰った。読んで勉強しろって。」
あー。あの女だな。と、ちっこいフワフワ女が浮かんだ。かれこれ一時間以上、ボーっとゲームをする都希くんに「ゲーム、そんな好きなの?」と聞くと、
「…時間潰せるから」
いや、今俺いるのに?!残業をダッシュで終わらせて必死に来たのに、その態度にちょっと傷付いた。
「…あっそ。」
あからさまに不機嫌な返事をしてみたけど、無反応だった。というか、今日、バーは休みだったけど、あんなに働いてて絶対疲れるだろうに。こいつ何で寝ないんだ?そんでこいついつまでゲームをやるんだ?これは強制的に終わらせないと!
さすがに俺も伝わらない空気感に痺れを切らした。
「はい!長時間のプレイは身体に悪いので、ここからは運動のお時間でーす!!」
時間が経ち、ベッドの上であぐらの姿勢でゲームをしていた都希くんを前から襲い、後ろへ押し倒した。
「ちょっ、あ、あと少し。」
「さっきから見てたけど、これ、バトル終了毎にオートセーブじゃん!テレビの端っこにセーブって出てたし!」
「そうだけど、あと1レベ上げたい…あっ!」
俺に馬乗りになられ、珍しく慌てる都希くんからコントローラーを取り上げてテーブルの上に置く。
「あと少しなのにぃ…。」
コントローラーを取り上げられてしょんぼりしている都希くんの姿に興奮してしまった。
「大丈夫。画面は付けといてやるから安心しろ。」
「何が安心なの?」
「そんなに好きなら画面を見ながら喘いどけ。でもゲームの音はミュートね。都希の声が良く聞こえる様に。」
やっと俺の不機嫌に気付いた様で大人しくなった。
「うー…。」
「お前放っとくとずっとやめないだろ!」
「そんな事無いもん。」
「俺と都希は何?」
「…セフレ…。」
「わかってんなら待たせるな!」
「…ケチ。」
小声でも聞こえた。
「はい〜?」
バサっと小さい子どものお着替えの様に勢い良く万歳の状態でシャツを脱がし、手首のところでシャツごと俺のネクタイで結んで固定してやった。あまりの早業に都希くんがキョトンとして驚いている。
このイタズラをするつもりでスーツとネクタイをベッドの近くに置いといたのだ。
・・・・
グチュグチュとした卑猥な音が部屋に響いている。
「都希ー?俺に何か言う事あるか?」
「あっ!あっ!ご、ごめっ!あぁーっっっ!!」
「よく聞こえないなー。今日はまだ気持ち良く反省してろ。」
「いや!もうイクっイクっ!イグっで、、る!!!」
抵抗出来ずに腕を抑えられて突かれながら都希が果てた。
「次は後ろ向きでしっかり反省しような♡」
「千景、ご、こめん!僕が悪かったからっ。」
仰向けからグルっと体勢を変えられながら都希くんはぐずぐず泣いている。まぁ泣いてるのは、気持ち良いのが理由なのは分かっているけど。
「じゃあ、あと二回イッたら許してやるよ。俺はまだ出して無いし。」
「へ?二回?!ちょっと、あっ!奥をグリグリしないでぇー!深いぃっダメなとこに当たるぅ!んんんーっっ!!!」
「動いて無いのにイッたのか?本当にエロいな。」
背中がビクビクしている都希くんに入ったまま、腰から背中にかけて身体を舐めてやると気持ち良さそうに声が漏れている。こうなるともう都希くんはバカになる。
「さぁ、後一回だぞー。頑張れー。」
「待って、まだイッたばっか!ひゃあぁぁ!!出ちゃうぅー!」
ズルズル都希くんの中を動きながら、都希くんものも同時にシゴいてやると、仰け反って来た。
「いやぁー!何か来る!出るぅぅー!!」上半身を支えて結腸を突いてやると、高い声で盛大に喘いでからイクのと同時に潮を噴いていた。
「俺もイクからもう少し頑張れ!」
「おっ、あ、あ、あっ」
力が抜けてダラんとする都希くんを抱きしめたまま最後は小刻みに打ち付けると、まだ勝手にイキまくっている都希くんの中に気持ち良く締め付けられて俺も射精した。
「都希、いっぱいイッて偉かったな。もう許してやるよ。」
「あ、あっ、あっ」
手枷のネクタイとシャツを外しても痙攣して意識がぶっ飛んでいる都希くんには聞こえていない。ヨダレが垂れてぐちょぐちょの都希くんの唇に勝手に仲直りのキスをした。
画面が付けっぱなしのテレビの明かりが、ぐちゃぐちゃな都希くんを照らしていて最高にエロかった。
なんか頑張ってたからセーブもチェックしてやるか。ゲームの内容を確認してから電源を消し、眠る都希の布団へ潜り込んで背中から抱きしめた。
都希くん、大好きだよ。
おわり
※ちゃんと事前に都希が防水シーツでベッドの汚れをカバーはしています。事後は都希が抱き潰されているので、お布団と都希を千景が綺麗にしてくれる流れになっていて、綺麗になってから仲良く二人で寝ました。ちなみに千景は翌日、脇腹を都希に殴られてます。笑
この行為以降、都希は千景が待ってくれる時間ぴったりにゲームをやめる様になりました。
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