コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
同時刻、紅霧の森に追いかけっこをして遊ぶ2人の少女の影があった。チルノと大妖精である。2人とも妖精と呼ばれる弱い種族なのに対し、かなりの実力を秘めている。
「待てー大ちゃん!」大妖精を追いかけ、森の奥にどんどん入って行く。ふとチルノの背筋がぞわりと凍った。チルノは氷の妖精なのにも関わらず、チルノはその場から動けなくなった。ふと、チルノの後ろの暗闇から何者かが出てきた。?「失礼、道をお聞きしたいのだが。」チルノは動けない。「…かしーな聞こえてないのかな?」
チルノが勇気を振り絞って言った。「し…知ってても教えるわけないだろ!アタイはげんそーきょーサイキョー!チルノなんだから!」謎の影は驚いたように言った。「そんなにキレんなよ。カルシウムたりてねーぞ?…まぁいいよ、幻想郷はそんなに広くない。あたしなら見つけられるだろ」 「…博麗神社」
そう言い残すと背中に生えた黒い翼でビュウと音を立てて飛び去っていった。地面にぺたりと崩れ落ちたチルノは、その背中を呆然と眺める他なかった。