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snowman/BL/ご本人様とは一切関係ございません
阿部「めめぇ…はダメか…」
阿部side
今日はなんか知らないけど凄く寂しい。めめはいつも通り構ってくれるんだけど…なんか物足りない。膝枕してもらおうとしたら今はセリフ覚え中だったみたいだから静かに待っておこう
阿部「寂しいなぁ…」
目黒side
俺の阿部ちゃんには月に1度とてつもなく甘えん坊な日がある。いつも通りの構い方じゃ満足してくれない。そしてその日が今日だったみたいなんだけどちょうど今はドラマのセリフを覚えてる最中
阿部「めめぇ…はダメか…」
もうほんとになんて可愛いんだろう。正直今すぐにでも抱きしめようかと思ったけどその後にまた暗記タイムを再開出来るかって言われたら絶対に無理だから早く覚えて構ってあげよう。
阿部side
あれから大体1時間経った。いつもの俺なら全然待てるんだけど今日はもう限界でブツブツセリフいいながら歩き回るめめを後ろから抱きしめてみる
目黒「っ…」
ーポイッー
阿部「んぇ?」
目黒side
最初は阿部ちゃんの事しか頭に無かったけど段々集中して覚える事ができた。でもしばらく経った今、阿部ちゃんは俺のことをバックハグしてきてもう耐えられないよね。
目黒「っ…」
もうセリフとかどうでも良くなって台本をポイッと机に雑に置いた。俺がソファーに座ると戸惑いながらも隣にちょこんと座る阿部ちゃん。
目黒「おまたせ」
阿部「…うん。」
阿部ちゃんは落ち着きが無くずっとソワソワしてるから何がしたいんだろうと思ってたら
阿部「めめ…膝枕して、?」
だって。いくら阿部ちゃんが男でも俺から見たらずっと上目遣いでこんなの耐え切れる人間きっといない
目黒「膝枕でいいの?抱っこする?」
阿部ちゃんは甘えん坊の日でも少し控えめなおねだりをするから俺から言ってあげないと中々満足した甘え方が出来ない。
阿部「いいの、?」
目黒「もちろん。おいで」
両手を広げると阿部ちゃんは俺の上に座ってぎゅっと抱きついてくる。
目黒「いつもお疲れ様。可愛いね〜」
フサフサしてる頭を撫でてあげると気持ちよさそうに目を細めた。これがお天気予報とかに出てる人と同一人物なんて思えないよね。
阿部「…ん…」
しばらく撫でてたら小さな声が聞こえたから顔を除くと可愛い顔して眠ってる阿部ちゃん。
目黒「…可愛い笑」
そっとベッドまで運んであげてキスをした。
目黒「さてと、夜ご飯でも作ってみようかな」
いつも仕事の日はどうしても外食か出前になってしまうけど彼女の可愛い寝顔を見たら何がなんでも作ってあげたいという感情が湧いてきてキッチンへ向かった。
阿部「わ!凄い!美味しそうありがとう!」
数時間後、寝起きでぽやぽやしてる阿部ちゃんに喜んでもらえて俺の疲れは一気に飛んでった。こんな甘々な日がずっと続きますように…