恋人と脱獄

センパイ：

センパイがイベント時のシイナの安全や休息確保にうるさかったため、人気が出始めたシイナのイベント出演を可能な限り増やしたいN社の思惑によりマネージャーを外された。

シイナは殆ど毎日イベントに出ずっぱりなため会える機会が激減したのに加え、二人で外出中もシイナがしょっちゅう周りの人に囲まれるため、「相棒」でありながらも疎外感があり、シイナを遠く感じるようになった。

シイナを自分の手元に留めたい独占欲が、純粋な愛情を上回った結果、

シイナの愛情を利用した最悪な計画を実行した。

シイナのデーターベース入りを土下座で阻止したEND1センパイがこんなことするはずがねえ～～～～～！！！！というのは重々承知ですが、状況によって人間は変わりうるということでひとつ……

センパイの恋人：

恋愛する気はさらさらないのに親から結婚をせっつかれてうんざりしており「もうさっさとバツイチになりたいよ～～そしたら納得してくれるでしょ～～～！！！」と飲み会で叫んでいたところをセンパイに目撃され、結婚を急ぐ気持ちを利用された。

最初はセンパイのN社所属という肩書にこれなら親も納得すると思い惹かれたが、次第にセンパイ自身に惹かれていった。

センパイの肩書が好きな気持ち: センパイ自身のことが好きな気持ち＝　1:1

薄々センパイの本当の気持ちに気付いているが、あえて見ないようにしている。

賢い。