太中と書いて真夜中ととく、
その心は、
どちらもとても暗いでしょう。
双黒←黒は暗いよね
真夜中←暗いよね
※中也さんの詞で「サーカス」って奴があるんだけど、それに「屋外は真っ暗、暗の暗」っていう箇所があるのね?そこもちょっと意識したけど絶対伝わらん。
『その心は』 できたね(✌’ω’✌)
はい能力値が馬鹿に全振りしてしまった主です。
本編どぞー
⚠️⚠️注意⚠️
太中 微芥中
微🔞
口調迷子
通報❌
地雷さんバイバイ👋✨
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
着替えた。ベビードールに。
これで色仕掛け出来んのかな?
アイツは俺を抱いてくれるか?……///
考えてたら恥ずかしくなってきたじゃねぇかッッ!クソッッ!//////
そんな事を考えながらも、俺はアイツのいる部屋に入った。
中也『お、おい、手前!』
芥川『なんだ、僕は疲れt』
中也『……//////♡♡♡』
芥川『……は』
今の状態↓
中也さんが芥川さんをベッドに押し倒して
股がってる。
芥川『き、貴様ッッ……』
中也『ぉぃ//////♡♡』
芥川『なんだ!?』
中也『だ、抱けよ……?///♡♡(ユサユサ)』
芥川『貴様、僕に触るな……どけッッ!!!』
そう言って、コイツは俺を思いっきり突き飛ばした。
力は強くなかったので、体に怪我は無いが心の方がヤバかった。
俺は、俺の好きな人に捨てられた……
どうすれば……
芥川『僕は家に帰る。貴様は常識というものを学び直せ。』
そいつはドアを開け放って出て行ってしまった。
どうしよう、捨てられた、どうしようッッ
《芥川side》
今回は僕のせいではない。あの男、頭のネジが1つや2つ所ではなく、本体のパーツごと抜けている。
会ったばかりの人に性行為せがむ奴など、僕は気に食わん!彼奴は道徳の教科書でも開いていればいいのだ!
兎に角太宰さんの所へ報告へ行かなければ!
芥川『太宰さん!!!』
《太宰side》
太宰『芥川君ほんとに大丈夫かな?』
私は、こんな性格でも芥川君が変な事をされていないか気になってきていたので、城の正門の前に来ていた。
まあでも、炎の音や断末魔は聞こえなかったことから、まあ大丈夫か。と、帰ろうとしていた。
その時だった。
王子様が、裏庭から、出てきた。
私の所に。
王子はとても薄着で、女物の色仕掛け用の衣服を着ていた。
走って、出来るだけ城の外の、でも呪いの森ではない方向へ走っていた。
私は、好奇心と下心…ん”ん”、好奇心で彼を追いかけた。
彼は茂みにしゃがみこむと、しくしく泣き始めた。
こっちからしたら、好きな人が泣いているなんて耐えられない、そう思い、木に隠れていたのを出ようとすると、
兵士『王子様がいないぞッッ!!!』
と大声が聞こえてきた。
《中也side》
俺は悲しかった。好きな人に振られた。
振られた経験がある人なら分かるだろう、この辛さ。
胸の奥にある沼から手が出てきて、自分の体をぐちょぐちゃと、蝕んで言っている。
苦しいよ……誰か助けて…
と、そう思った時、城から声が聞こえた。
兵士『王子様がいないぞッッ!!!』
そう言っていた。
嗚呼、俺は、何処に逃げても皆んなに見られるのか。見つけられるのか。
透明人間になって、誰かの人生を見守っているだけでいたい。兎に角消えてしまいたい。
城から兵士が出てきた。
終わった。直ぐに見つかるだろう。見つかった所で、こんな姿見られたら、親父に伝達が直ぐにいって、俺が、破廉恥な服を着てるって……
あれ、どうしよう。涙止まんない。
嗚呼、止まれ止まれ止まれ。泣いちゃダメだ。弱い自分を見せたら、王子なんだから特別でいなきゃ。明日には王様なんだから。
泣いちゃダメなんだ。
なのに、、、
中也『なんで、止まってくれないの?』
そう呟いた瞬間、誰かに両肩を触られた。
嗚呼、兵士だろうなと、諦めた。
親父になんて言い訳しよう。
苦しいよ。否、苦しい…ってなんだ……?
あれ、俺、此処何処だっけ、何してたんだっけ、ヤバい頭回んない。
太宰『早く逃げなきゃね。君もそう思うだろう?王子様。』
中也『へ?』
太宰『さ、君の可愛らしいしっぽを巻いて逃げるよ。準備できてる?』
中也『???』
太宰『可哀想に、まるで途方に暮れた蛞蝓だね。何処に行けばいいのかも、何をするべきなのかもわかっていないんだ。虫みたいに。』
太宰『ま、任せといてよ。君がぼーっとしてる間に……』
そいつは、指をパチンッッと鳴らした。
その瞬間、俺とそいつを包帯のようなものが包んで、気づけば知らない家の天井を見つめていた。
中也『…………』
太宰『おや、起きたみたいだね。中也。』
中也『ちゅや?』
太宰『ハッッ!王子様を呼び捨てにしてしまった!いつものオナ、癖で!』
中也『お前、この前の、紹介してくれた奴だな。』
太宰『うん。覚えててくれて嬉しいよ。』
中也『手前、魔法使いだったんだな。気づかなかったぜ。』
太宰『魔力にはオーラがあって、そのオーラを私は操れる。それで、人を威嚇したり、時には村人に紛れ込んだり、という所さ。』
中也『なあ、手前だろ。俺が小さい頃見た少年。』
太宰『…………』
中也『そうなんだな?』
太宰『君は魔法使いじゃないのに、そんなことも分かるのかい。』
中也『勘がいいからな。』
太宰『そう。』
中也『嗚呼、手前かよ。大恥をかいちまった……//////』
太宰『どうかしたのかい?』
聞くなよ。そんな事。今泣き出せば、此奴はきっと聞かない。何があったかなんて絶対聞いてくれない。でも涙が出ない、ただいつものように、作り物の愛想を振りまくことしか出来ない。
泣き出したい時に限って、涙が出ないのは、俺だけか?
息が詰まる。なんか苦しい気がする。
視界がボヤけてる?
はは、そんな訳、無いか。
中也(暖かい……?)
そう思って、また目を覚ました。何か、身体が固定されている感覚がある。
周りを見渡してみると、まあ恥ずかしい事にアイツが俺の事を抱きしめて、すよすよと気持ちよさそうに眠っているではありませんか。
そんなに俺の懐が気持ちいいか。
俺が身動きが取れなくて、でも、そいつの寝顔を見れるのは悪くない気がした。
長いまつ毛にふわふわのサモエドのような髪。身体には包帯が巻かれていて、その包帯から、身体のラインが見える所は見えてしまう。
美しい、そう思った。
紛れもなく、あの日あったアイツだ。ここにいるこの魔法使いは。
確信した。
数分経ったが、起きそうにないので、ほっぺをぺちぺちと軽く叩いてやった。
太宰『んぅ?ぅ”う”……? 』
中也『おはよう』
太宰『!!!!!!!!!!!』
そいつは大袈裟に大ジャンプしてからの、床に土下座した。
少し気持ち悪かった。引いた。
太宰『ももも、申し訳ありません中y、王子様……』
中也『中也でいいぜ。手前しかそう呼ばねぇから、わかりやすい。』
太宰『私だけ?!え、でも名前があるのに?』
中也『王子様って呼ばれるのが、王子だろ。俺は、王子。偶に本当の名前を忘れそうになるんだがな(笑)』
本当に、なんでこんな事を行ってしまうのか?勘づかれてしまうだろう。
愛想振りまいて、リップサービス。それが俺の存在意義。
太宰『そう言えば過呼吸は治った?』
中也『過呼吸?』
太宰『君、さっきなってたじゃん。』
中也『過呼吸になってたのか。どうりで苦しいと思ったら。』
太宰『あの……1つ謝らなければ行けない事がアリマシテ……』
中也『なんだよ』
太宰『中也が過呼吸になった時、余りにも苦しそうだったから、その…』
太宰『人工呼吸……』
中也『ッッ は?!』
太宰『ほんっとごめんなさい。殺してください!』
中也(え、めっちゃ嬉しい』
太宰『え、嬉しいの?!』
中也『声に出たッッ!!//////』
太宰『えー、ねーねー嬉しいのお?』
中也『うるせぇ//////』
太宰『…………泣いてる?』
中也『え』
中也『あ』
中也『ほんとだ。止めなきゃ。怒られちゃう…嗚呼、どうしよう、止まんない。もう、なんだよ!』
俺が1番欲しい物を、ソイツは欲しい時にくれる。
そいつは俺にハグして貰っていた。
中也『哀れんでるんだろッッ。』
太宰『違うよ。中也、目にゴミが入ったんでしょ。これ以上入らせないために空気からゴミが飛び交うのを防いであげてるんだから、瞬きして、ゴミ落として。目擦っちゃ駄目だよ。』
中也『!!!』
中也『そ、そうだ。俺、目にゴミが入っただけだ。』
中也『泣いてなんか無いからな!』
太宰『私は目にゴミが入った時泣くけどね』
中也『おい同感しろ青鯖』
太宰『酷ーい!』
太宰『……今まで、よく頑張ったね(なでなで)』
中也『…………ぅん//////(スリスリ)』
太宰『そうだ!明日、戴冠式でしょ。』
中也『はぁ、そうだな。』
太宰『魔法使いの私が、とっておきのお守りを作ってあげよう♪』
中也『そりゃあ助かるな』
そう言って、青鯖はでけぇ鍋がある場所に俺を連れてきて、何やら草や液やらを混ぜてお守りを作ってくれた。
太宰『はい。これ。アミューチェ』
中也『アミュー?』
太宰『アミューチェ。私が今付けた名前。
お守りって意味のアミュレットと、幸せって意味のフェリーチェを合体させて、アミューチェ。』
中也『幸せのお守りか……素敵だな。』
太宰『チェーンをつけてネックレスにしてあげる。明日1日、肌身離さず付けておいてね。きっといい事があるよ。保証はできないけどね。』
中也『ありがとう。青鯖。』
太宰『そういえば言ってなかったけど、私の名前は太宰治だよ。』
中也『太宰か。覚えておく。』
太宰『うん。宜しくね、中也。』
中也『おう、太宰。』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
死ぬ😇
中也さん大丈夫?!書いてるの私だけど!
本当にごめんね。でも太宰さんといい雰囲気にしといてあげたから、後は2人でセッ、ん”ん”、楽しんでね〜
ご視聴ありがとうございました。m(*_ _)m
コメント
1件
なんだこの尊い会話😇