コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
なかむがぶるーくに救われるまでのお話です
モブいます
「おいなかむ」
「昼休み体育館裏来いよ」
「…………うん……」
………まただ…。
高校2年生にもなって……
このままずっとこんななの……?
ホント、絶望しかない……
「……ぇ、………ねぇ!」
「……っ!!な、何…?」
「何って……何か悩んでそうだったから…
何かあったの?」
「……別に何も……」
「何もないって顔してないのぉ!
……話して楽になるなら、話してほしいな」
「……………………いじめられてて、
今日も、体育館裏に呼ばれて……」
「……っ……もう、嫌、なの……
……消えたい……」
「………そっか…じゃあさ、今日僕も一緒に体育館裏行くよ!いつ?」
「………昼休みだけど…そんなの……悪いよ……」
「ほら、もう泣かないで!君が苦しいのは、
僕も嫌だからさ。華麗に救ってみせるよ!」
「華麗にって………w
……君の名前、教えて」
「あ、僕?Broooock!
君は?」
「Nakamu!」
「あ、ちょっと元気になったね!
これからよろしくね!なかむ!」
~昼休み~
「お、来たかなかむ!
……ん?誰だそいつ?」
「僕ぶるーくっていいます!今日なかむくんと仲良くなったんだ〜!」
「そうか!……じゃあ、お前も一緒に殴ってやるよ!!」
ぱしっ。
「いや〜、初対面で暴力なんて、怖いな〜w」
「僕は暴力反対!だからさ!穏便に済ませてあげるよ!」
「……………次はないからね?」
「………チッ……」
「なかむ!大丈夫だった?」
「………うん、オレは大丈夫だよ!
ぶるーくは?怪我してない?」
「この僕が怪我なんてするわけないじゃん!
このことは先生に言っておくからさ!」
「………ありがとう!ぶるーく!」
「どういたしまして!」
なかむをいじめていた生徒は、長くに渡って
なかむに肉体的・精神的ないじめをしたとして、
退学処分になったらしい。
「…………また1人、救っちゃったな…w
さすが僕…。」
でも、僕は………?
いつになったら………
「………く……ぶるーく!」
「わ!きんさん!どうしたの?」
「お前こそどうしたんだよ?もう下校時刻すぎてるぞ!帰ろ」
「あ、うん」
…………誰か…………………助けて…………………………