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ぶるーく視点
ぶる「じゃあまたあしたね。なかむ」
なか「…大丈夫?俺んち泊まる?」
ぶる「大丈夫だよ!」
心配かけたくないし。
もしあいつが話したらnakamuまで危険が及ぶ…
そんなの絶対に嫌だ
死ぬなら僕一人で十分だ
ぶる「じゃまた明日ねー!」
nakamuと別れた
正直…
人間なんて嫌いだし、あいつのことも信用出来ない
近づきたくない
でも…
もしかしたら話されるかもしれない
それなら契約とありなのかなと考えてしまう
契約すればあいつはもう何も出来ない
僕の物になる
軽い嘘でもつかせて、痛みを分からしたら
僕が吸血鬼なんてハンターたちに教えられなくなるだろう
それくらい…痛く苦しいものだから…
──────
僕は家に着いてもずっと悩んでいた
ご飯を食べている時でも、お風呂に入っている時でも、課題を進めている時でも
ずっと…
ずっと考えていた
どうしたらnakamuに危険が及ばないか…
あいつが話さないようにできるか…
その結果…
結局契約へといってしまう
でもしたくない
そう考えているうちに外が明るくなってきてしまった
…朝…?
ベットの中に入ったのは1時頃…
今は 5時半…
4時間半も考えてたの…?
これはもう寝れないと思った僕はベットから出て、学校の準備や家の家事を進めた
ピンポーン
チャイムが鳴り響く
っ、!?
も、もしかしてハンターがきた…?
あいつがいったのか…?
言わないって言ってたのに、、!!
いやそもそも人間のことなんて信じちゃいない。
信じようともしてなかったけど、!!!
いくらなんでも早すぎだろ、
もっと泳がせてからでもいいじゃん、
ピンポーン
ど、どうしよう、、
隠れる…?どこに…?
逃げる…しかない…か
そう思い僕は窓から逃げようとしたその時
?「ぶるーくー?」
…?
あいつの声がした
?「いないのかー?学校いくぞーー?」
待って…え…?
学校…?ハンターじゃないのか…?
いやてかそもそもなんであいつが俺の家を知ってるんだ…?
…意味がわからない
僕は警戒しながらドアに近づきドアを少し開けた
やん「あ!ぶるーく居るじゃん」
「学校いこ」
ぶる「…ハンターは?」
やん「は?居ないけど…」
…言ってない…らしい…
人がいる気配もない
ハンターは吸血鬼に対して殺気が強いからすぐ分かる
狙っているのだと…
でもそれが一切ない
ほんとにいないのか…?
ぶる「…言ってないの?」
やん「?当たり前だろ?約束したじゃん」
約束なんて口約束
代償を決めて約束したわけじゃない
口約束なんてすぐやぶれる
なのになんで…?
…情報を集めてからハンターに言うのかな
その可能性が高い
そんな事したらすぐに言わなかったこいつも殺されるだろうけど、人間側からしたら情報が入るわけだから貢献したことになる
もしかしたら殺されないなんてこともあるかもしれない…
…はあ…めんどくさい
やん「早く行くぞ!カバン持ってこいよ」
ぶる「…なんで僕がお前と行かなきゃいけないわけ?」
やん「信じて貰えるようにだよ!」
ぶる「そういうのめんどくさいから」
…そんな悲しそうな顔しないでよ
なんでそんな顔するの?
別にずっと仲良かった友達でもなんでもない
人間と吸血鬼
敵同士だよ?
意味わかんない…
ぶる「さっさとひとりで行きなよ」
僕は玄関のドアを閉めた
何故かあいつの顔は見たくなかったから見ないようにして…