まじでどうでもいい独り言です。他界隈です。すみません。今は落ち着いてます。
3/13、推しが結婚を発表した。
賢くて、かっこよくて、可愛くて、面白くて、センスがあって、話上手で、運動ができて、欠点のない、太陽みたいな推し。
私が推しに出会ったのは、推し始めたのは約半年前。stgr界隈から離れた頃。たかが半年、されど半年。出会った時からいつ結婚してもおかしくない33という年齢で、私はずっと、彼の結婚がいつなのかと怯えていた。
そんな彼が、結婚した。一般の相手と。
前日に会員限定ブログの方で言われていたらしいが、その噂は次の日、3/13の朝にXのタイムラインで知った。手が震えた。動悸がした。朝ごはんに食べようとしていたホットドッグをなんとか数口押し込んだ。粘土を食べているような不快感だった。喉にへばりついた油に吐き気がした。予定があったので家を後にした。
その日の昼、ちょうど12時、推しがXで発表した。私はその1時間ほど後に、友人と共にお昼を食べに出た店でそれを知った。ちょっと泣いた。
泣きながらラーメンを食べて、タイムラインやご報告の文章を見ながら、友人にグダグダと話に付き合ってもらった。
私はリアコではない。夢思考は少なからずあったけれど。自分がどうなりたいとかはなく、ただ彼のキャラクター性が好きだった。だからこそ「結婚した推し」に変わることが耐えられなくて、家に帰ってからは泣くこともできず虚無だった。
一日タイムラインやトレンドを眺めて、彼が多くの人々に祝福されているのを見た。耐えられなくて、表垢はあんまり見れなかった。鍵垢に引き篭もってドロドロとした想いを吐き散らかした。同時に、素直に祝えなかった自分に吐き気がした。でも何度か人に話を聞いてもらい、形にならない言葉を綴り続けて、少しだけ、少しだけ受け入れられた、と思う。彼が結婚することに怯えていたのと同じくらい、私は親になる彼を夢見ていた。彼が私の知らない誰かの隣にいる事を想像する感情を打ち消すくらい、子供を持った彼が見てみたかった。その過程を全て見ないふりしても、結果を夢見ていた。
一晩経って、彼がまた浮上して、お祝いの言葉への感謝を呟いていた時、あぁ、好きだなぁ、と思った。
彼は私たちと似て、オタクだった。だからこそ「ご報告」に怯えている私達に寄り添うかのように、彼は堂々と「結婚のご報告」とした。そういうところが、好きだな、と思った。文章を読み返して、ちょっと泣いた。ようやく、彼を想って泣くことができたのか、と思った。
推しに対してこんな感情を持ったことが初めてだった。男性アイドルの推しが結婚を発表した時も、驚いたが、受け入れられた。だからこそ自分に驚いた。ここまで、本気だったのかと。
私が今までいた界隈は、二次元や、実況者のような顔の見えない界隈だった。彼ら、彼女らが作り出した世界を見ていた。でも今は、推しを、推しの存在を見ていた。
なんだかんだ言ってオタクは強いので、その日の夜には割と普通に夕飯を平らげたし、普通に寝た。全てを受け入れ祝福できなくても、彼に新しい一面が生まれた事実を、噛み締めて生きていきたい。
変わる事は恐ろしい。観測者として生きていた頃も、無くなったり、生まれたり、抜けたり、入ったり、できるようになったり、出来なくなったり。毎日目まぐるしい変化に追われていて、私は疲れていたのだと思う。一つの視点だけを見ていれば、全てを理解する事は叶わない。けど全てを見る事は不可能で、とても精神を削る事だった。
受け入れられない事は悪ではない。
少なくとも私は。私以外に同じ意見の人もいた。踊り出しそうなほど喜んでいる人もいた。
だからこそ、受け入れられないからと、目に見える場で暴れたりすることがあってはならない。彼らがその道を選んだ。その事実だけを、受け入れられるように。
まだあの世界を観察し続ける者達に、私は今一度言いたい。
貴方達が彼らに向けた言葉が、貴方達の行動が、本当に正しいのかと。
私たちに干渉する事はできない。見ることしかできない。なら、せめて表だけでも取り繕え。結果的に意味がなくとも、迷惑をかけないように心を持って、全力を尽くせ。受け入れられないなら離れろ。もしくはそれが許される場で、許される相手に吐き出せ。少なくとも、私はそうだった。
結婚おめでとうございます。
貴方の起こす化学反応が、世界にとって輝かしいものであるように。貴方がこれからも輝き続けられるように。
ps.
発表から丸一日経っても、最推しとめちゃくちゃ仲の良い次推しがなんの反応もないんですけど…………………
1000↑follow thank you !!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!