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『三章 絶望ラビリンス』
【地上 噴水前】
裁判が終わり、ヘトヘトになりながら地上へ上がった先に見たのは衝撃的な光景だった。
柳「チハヤ…?!もう直ったのか?」
飯「そ、そんなはずないよ…。だってまだ修理は済んでないし…」
チ「…」
天「チハヤ?」
星「ねぇ…大丈夫なの?」
薬「もう壊れちゃったんじゃ?」
荒「大丈夫か?チハヤ」
チ「…」
蛇「と、とりあいず。もう遅いですし、今日は寝ましょう。俺が部屋までチハヤ君を運びますし」
飯「じゃあ僕の部屋までお願い…」
蛇「任せてください!」
そんなことになり、俺たちは部屋に帰った。
それが昨日の出来事…
【食堂】
そして次の日…
食堂で地獄のような光景を目にした。
チ「もっと食え!食わなきゃ生きていけないぞ!」
飯「も、もう…無理だよ」
星「ちょっとやめなよ!」
天「どうしたんだよ、チハヤ」
なぜか熱血になっているチハヤと、涙目になりながら飯田橋がパンを頬張っている
それを由鶴と星空が止めていた
柳「な、なにがあったんだ…?」
星「あのね…チハヤ君が壊れたみたいで」
柳「それで…その、熱血系になったのか?」
星「うん、色々と変になっちゃって…」
天「普通になんでこうなったんだよ。飯田橋」
飯「わかんない…急にこうなっちゃって」
チ「さぁ、食ったら1時間ランニングだ!その後は筋トレに、サウナだ!」
天「ムッキムキになりそうだな」
飯「僕が死ぬのが先か、ムキムキになるのが先か…どっちだろうね」
星「…死ぬのが先っぽいね」
柳「まぁ、こんな無茶なことしたらな…」
その時、瑞稀と剣地、舞園が入ってきた
荒「おはよう!…ってどうしたんだよ」
剣「…チハヤ、壊れたの?」
なぜか瑞稀と剣地の手は泥だらけだった。
舞「…」
柳「…見ての通りだ」
チ「おはよう!!今日もいい1日にしよう!」
剣「…きも」
舞「…な、なんかpixi◯で地雷なカップリングに出会った気分です」
荒「おぉ…これがギャップ萌えってやつか。」
天「そんなわけねぇだろ」
チ「今日も大きな声を出していこう!ほら!太陽も光ってる!」
星「そろそろ吐きそうになってきた…」
飯「…」
まだ飯田橋パンを頬張り続けてる…
もう食べなくていいんじゃないか?
天「そんで、どうするんだよ。これ…」
剣「飯田橋、どうにかして」
飯「…」
星「もうパン食べなくていいんだよ…」
チ「いや!ダメだ!あと5枚残ってる!」
柳「ちょっとチハヤは黙ってろ…」
荒「てか、心はどこいった」
舞「蛇足さんもいませんし…」
剣「…はぁ、まぁとりあいずチハヤは置いておこう」
剣「それより先に、薬代に話を聞きにいこう」
天「あぁ、昨日のやつか」
柳「すっかり忘れてた…」
荒「よーし、そうと決まったなら!出発だ!」
星「部屋まで迎えにいこう!蛇足君も起こしに行くついでに!」
柳「そうだな」
飯「僕はまだパンが残ってるから…みんなで行ってきて」
荒「いいのか?」
飯「うん、修理も一緒にやろうと思うし」
天「じゃあわかった。行ってくるな」
そうして、パンを必死に食べる飯田橋を置いて行き、薬代と蛇足のところへ向かった