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【病室】
白いベットと小さなテレビ、点滴がある病室
アルコールの匂いが充満していて頭が痛い。
R「…これ」
朝「なんだ?」
Rc2はベットの布団を捲り上げた
そこには、ドス黒い血がこびりついており、まだ温もりが残っている
朝「誰か…俺たちの他にいるのか?」
R「…そうとしか考えられませんね。」
朝「…食料の他に、人も探すか」
R「そうですね。人は多い方がメリットが多いですし」
そう言い、部屋を出て行こうとすると
外から何かが引き摺られる音がした。
朝「Rc2、待って…」
R「なんですか?」
朝「なにか、いる…」
R「…」
俺たちは息を殺し、なにかが通り過ぎるのを待っていた。
ズルズルと何かを引き摺る音が近づく、音が大きくなるほど異臭がする。
腐った肉の匂い、雨の日のゴミ捨て場に漂う匂いのような…
R「…行きましたかね」
朝「ちょっと覗いてみる」
病室内のドアの小窓を覗く、そこには
人のような、化け物のような肉の塊がこちらを覗いていた
朝「あ…あぁ」
肉の塊が小窓を叩く、ドンドンと激しい音が鳴り、扉を開けようとしている
R「大丈夫ですか…!?」
朝「…あ、は、はやく扉を押さえないと」
R「僕も手伝います」
ドアを2人で抑える。
だけど肉の塊の力は強く、押し切られ、部屋に入られてしまった。
朝「…」
口を必死に動かすが、声が出ない
腰が抜けて動けない…
これ、死ぬな…
R「…朝日奈さん!」
朝「…」
その時…大きな銃声が鳴り
化け物は動きを止め、俺に向かって倒れてきた。
朝「え…あ」
そして化け物は破裂し、彼方此方に肉の破片が飛び散った。
朝「助かった…?」
R「…お怪我はないですか?」
朝「大丈夫、だけど…」
誰が銃を撃った?
Rc2じゃないっぽいけど…
?「大丈夫?」
大人びた男の声。
R「誰ですか?」
?「別に怪しいもんじゃないよ」
朝「…お前が、銃を撃ったのか?」
?「そうだよ、よかったね。間一髪助かって」
朝「…ありがとう」
男は警察官の服を着ており、歳は20辺りといったところだろうか
耳の銀色のピアスが太陽の光でキラキラしている
酒「俺は酒井由鶴。ここにきて1週間だ」
朝「1週間も!?」
酒「あぁ、1週間前、目覚めたらここにいたんだ」
R「…長いんですね」
朝「…じゃあ、食料の場所とか知ってるのか?」
酒「もちろん。」
朝「教えてくれないか?」
酒「流石に無償では教えられないよ。そこのロボットが自分の頭もぎ取って床に叩きつけるならいいけど」
R「それは…できません」
朝「…俺が、土下座でもなんでもするから」
酒「土下座はしなくていいから、俺のお願い聞いてくれたら教えてあげる」
朝「なんだ?」
酒「俺の友達を探して欲しいんだ。」