irxs 桃赤
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赤 side
薄暗い 部屋のベッドの上 。
数cm 俺より大きい彼に 覆いかぶされて ふわっとキツい香水の匂いが 漂った 。
時間が経って 彼の口数も多くなってきた頃 、
余裕をこいていた 俺も 、 流石に 冷や汗が止まらなくなった 。
ぎゅーーーーっ… っと首を絞められて 、 苦しい 。
苦しい 、 息が 息ができない 。
かひゅかひゅ 、 と 変な声を出して口を かぱかぱと 閉じたり開いたりしていた 。
だんだん感覚がなくなってきて ふわふわ ぱちぱちしてきた時 、 彼が ぱっ と手を離した 。
赤 ) かひゅーっ” ッ 、 ひゅ” っ … ぅ” … ポロポロ
桃 ) … どう ? 少しは懲りた ?
ぼーっと眺める彼の顔 。
ふと横を見ると 大量の薬のゴミと血痕のついた刃物の数々
あれ またやっちゃったんだっけ 俺
桃 ) りうらが死にたいって言うんだったら俺も一緒に死ぬけど
赤 ) ふっ” … はぁ … ッ” っ …
すっ と 彼の手を 自分の首に当てる 。
赤 ) … 死ぬ時は 一緒だよ … ?
余裕のない 真っ黒な彼の瞳を見つめたあとの記憶は
彼も 俺も 無い 。
コメント
6件
んわぁ好きだぁっ!! くもちゃんってやっぱ小説の書き方上手いよね…。 雰囲気愛してます🫶💕
待って下さい好きすぎます😭ᡣ𐭩 性癖がまたひとつ増えました ꒰՞ ꜆ ܸ. . ܸ ꒱꜆ꯁ 最近リアルもネット上も病みすぎてて精神的に終わりそうなんですけど病み系に自分を重ねるとだいぶ楽になることに気が付きました🫰︎🤍 病んでる時こそ病み小説を見るべきだと勝手に思ってます🙄˚* 最高すぎました🥲💞
おぉ! 奥深い……✨ くーの病み系の書き方凄い物語に惹き込まれる🥹🤍