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初投稿でこんな上手い何て!!
ワンクッション
・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・青桃である。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
ーーーーーーー
ー13時ー
びゅーびゅー、がたがた…びゅーびゅー、ゴーゴー…
色んな音。今日は暴風で、少し怖いような気がしてくる。
でも、流石にもう大人だし、怖いなんてことある訳ない。
ないこ「……ちょっと怖いな…」
ありました。
現在の時刻は午後13時。
もうお昼も食べ終わって、ちょっとした食休みを満喫した後、まだ残っている仕事に取り掛かろうとしてた所。でした。
ないこ「うるせぇ…」
外の音が気になって集中出来ない…
普段そこまで身の回りの音が気になる訳じゃないのに…音がデカすぎなんだよ…
仕事に集中したい。お願いだから集中させて欲しい。
ないこ「……ヘッドフォンかな…」
最終手段だ。
ー14時ー
ないこ「ふぅ…」
ようやく終わりが見えてきた。
もうちょいだ。ヘッドフォンって凄い。
…外、どうなってるかな…
ないこ「…うぉ…」
窓から見える少し大きめの木が見事に暴れ散らかしてる…自然の力って恐ろしい…
これはもう外に出ない方が絶対的にいいな…
ご飯、あったっけ
ピーンポーン
ないこ「…え?」
いふ「な”あ”い”こ”た”あ”あ”あ”ん”!!!」
ないこ「は!?え、ちょ、なにしてんの!?!?」
いふ「い”れ”て”え”え”え”え”!!!!!」
ないこ「あ、ま、待って!!今開けるから!!!」
いふ「ふぅ…!助かった!!」
ないこ「いや、助かったんなら良かったけど…まじ何してんの?こんな風強いのに…よく死ななかったね…」
いふ「いや〜…1時くらいに外出てたら急にこんなんなってさ〜近いのがないこハウスだったから逃げ込んできた」
ないこ「1時間も外でてるなんて珍しいね…」
いふ「なんか気づいたら1時間も経ってた」
ないこ「ふーん…」
いふ「ないこたんは何やってたの?」
ないこ「仕事〜もうちょいで終わる〜」
いふ「やっぱ仕事よな〜」
ないこ「仕事しかする事ないんだもん…」
いふ「虚しいな…」
ないこ「おだまり…」
いふ「草…」
いふ「てか頭痛とか大丈夫なん?」
ないこ「うんEve先輩と共存中」
いふ「そっかw」
ないこ「まぁ先輩飲んでも痛みが完全に消える訳では無いから、ほんの少しだけ痛いけど…全然気にならん程度だし。」
いふ「ないこの頭痛がそこまで抑えられるのなんてだいぶ凄いんちゃう?」
ないこ「それが意外と抑えられるんだよ試さないだけで多分探せばもっとあるよ」
いふ「今の現代技術は凄いな〜」
ないこ「果たして現代技術なのか…」
いふ「まぁええわ。風が収まるまでここに居させてもらうで〜」
ないこ「上から目線…」
ないこ「………まろぉ…」
いふ「んー?」
ないこ「んー…」
いふ「んふふwないこたん、頭痛いの?w」
ないこ「いたぁい…」
いふ「そっかぁw」
ないこ「…なにわらってんの…」
いふ「いや、弱ってるないこたん可愛いなぁと、w」
ないこ「…ばかにすんな」
いふ「してないしてないwww」
ないこ「ふんっ…」
いふ「ふふw」
いふ「あ…」
ないこ「……ん…」
寝た。
いふ「…なんでこれで気づかんかねぇ…」
いっつも面白くて、しっかりしてて、時々適当だけど、やる時はやってくれる我らがリーダー兼社長。鈍感すぎるのがたまの傷。
そういうところが好きで、大好きで、愛おしすぎてたまらない。
いふ「一応これでも頑張ってアピっとるつもりなんやけどなぁ…w」
今日だって、こんな暴風の中ないこハウスにまでやって来た。
思いついた時はだいぶ馬鹿だとは思ったが、まぁないこたんの可愛い顔面を拝めるのであれば…と、身を削りに削ってようやくここまで辿り着いたのだ。
長かったな…なんて思い出に身を浸しながら彼の頭を撫でる。
髪の毛ふわふわ過ぎて可愛い。尊い。
あ、アホ毛ぴょこぴょこしてる。
いふ「可愛いかよ。」
まぁ、気づいてもらえなくても、俺が無理やりにでも気づかせるまで。
だいぶ強引な考えだとは思うが、これくらい強引な方が彼のような究極鈍感な相手にはちょうどいいだろう。
…そうであって欲しい。
結局の所、今はこうやって彼の頭を撫でるくらいしか、彼への愛情は表現出来ない。
俺は自分で思っている以上にヘタレなのかもしれない。
いつか、みんなの前で堂々とないこの事を抱きしめられる日が来たらどんなに幸せだろうか。想像もできない。
いふ「…正直、今のこの距離も悪くはないな…」
なんて、心の底から思ってしまう俺はやっぱりヘタレなのか…?奥手の可能性も…
いふ「考えないでおこう…」
とりあえず、今はこの距離を大切にしていよう。
〜end〜
初投稿ですので、暖かく見守っていただけると嬉しいです。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。